涙と希望
イエスのエルサレム入城を祝う棕櫚(しゅろ)の日曜日は、メアリー・エドワーにとって、耐え難い悲しみの日となりました。礼拝後に夫婦で手をつないで歩いていたところ、爆弾が爆発し、夫は死亡、自身は負傷、そして流産したのです。
イエスへのささげもの
英国の19世紀の詩人クリスティーナ・ロセッティの作品に、『よき蘇り』という詩があります。「私は目を上げる しかし、悲しみで曇り、永遠の丘は見えない」。彼女は「心が石のようで希望も恐怖も感じられない」ときの不安も打ち明けます。しかし、絶望に勝る希望、新しい命を与えるキリストの復活を思い、祈りました。「芽生えも緑も見えない それでも 必ずよみがえる 春の活力よ イエスよ、私の内に 立ち上がってください」
憂いを超えて
カナダのシンガーソングライター、ゴードン・ライトフットは「エドモンド・フィッツジェラルド号の難破」や「心に秘めた想い」という不朽の名作で知られていますが、それほど有名でない曲の一つに「暁の吟遊詩人」があります。吟遊詩人とは楽器を奏でて自作の詩を歌い各地を巡る旅芸人です。「暁の吟遊詩人」も私たち同様、憂いではなく幸せを願っています。憂いや悩みはなくなりません。しかし、彼は、新しい朝が明けると、くよくよせず幸せを見つめるという選択をして、そのことを歌にします。
神を待つこと
ジョセフは求人情報を見ながら焦っていました。彼は高級取りのウェイターでしたが、レストラン業界は週末勤務が常態で、最近イエスを信じたのに、教会の日曜礼拝に参加できません。なぜ自分の祈りは答えられないのだろう、神は自分が教会に行くことを望んでおられないのだろうか、と嘆きました。しかし、1年が経ち、求職条件を見直そうと思い至ると、別の業界の平日勤務の仕事に就けました。
神を真剣に求める代価
某国の22人のキリスト者が、外国から来た牧師と御言葉を学ぶために半日の道のりを経て極秘に集合しました。当局に見つかれば、3年間の刑務所暮らしです。22人のうち18人は、すでに投獄された経験があります。
友人の信仰
ある女性が、会議でプレゼンをする友人の顔色が悪いと気になって大丈夫か確認すると、その人は「この発表はやり遂げたい。明日の朝、治っていないなら医者に行く」と答えました。この女性は、最後まで会議に残れないので、別の友人に後を託しました。
信仰ゆえの希望
クリスティンの下の息子は、小児がんで亡くなりました。わずか7歳です。その3年後、上の息子も根治できない病気になりました。友人たちは彼女と悲しみを共にしました。しかし、キリストを信じていない友人たちは、こんな運命を許された神を信じ続けられる理由がわからなくて、「なぜ?」と問いました。
神が用意される未来
インターネット上にあるデータを完全に消すことは困難です。写真、投稿、ブログは永遠に残るように感じます。そんな中、大手検索エンジンは、電話番号や住所などの個人情報の削除をリクエストする仕組みを導入しました。情報が完全に消去されるわけではありませんが、かなり見えにくくなり、ネットの痕跡を自分で管理している感覚が持てます。
喜びと回復力
厳しい自然環境や入植者による搾取を経験した社会を含む、世界の16の社会の回復力に関する研究があります。研究者らは数千年にわたる考古学的記録を分析し、飢饉(ききん)、戦争、気候変動の影響を検証しました。すると一つの傾向が浮かび上がりました。人口減少の発生頻度です。これは社会の力をそぐと思われがちですが、実際は逆だということが判明しました。災禍を何度も経験した社会は、回復力が発達して強まり、それ以後の災いからより早く復興しました。負荷は回復力を向上させるようです。