Category  |  悩み苦しみ

予定が狂う

もう遅刻なのに「うそでしょう」と思いました。渋滞の警告が出ています。車の流れが次第に遅くなりました。もう笑うしかありません。私は、自分の予定に沿ってものごとが進むと思っていました。道路工事は想定外です。

どこに向かっているのか

人生の方向性を決めるのは何でしょう。その答えを、何と、バイクの免許取得コースで耳にしました。友人たちと一緒に免許を取りに行き「目標点凝視」と呼ばれる訓練を受けました。教官は言いました。「みなさんには予期しない障害物に出会う日が、遅かれ早かれやって来ます。そのとき、それをじっと見るなら、そのど真ん中に突っ込んでしまいます。しかし、目を上げて、その先の進むべき地点を見るなら障害物を容易に避けることができます。みなさんは、自分の見ている方向に進むのです。」

疑問があっても礼拝する

グループで旅行をしていると、誰かが「まだなの?」とか「後どれぐらい?」と尋ねることがあります。これは、どの国の人とか、大人とか子どもとかにかかわらず尋ねる質問で、そう尋ねる人は早く目的地に着きたいのです。また、患難の中で長くもがき苦しむ人も、いつになれば終わるかと、同じ質問をしがちです。

心配の対処法

法律を順守する真面目な人の留守電に、警察官を名乗る人の伝言があり、指定された番号に電話するようにといいます。身に覚えは無くとも何か悪いことをしたのだろうか、トラブルに巻き込まれたのだろうかと、心配で眠れない夜がつづきました。その後、連絡は無かったのですが、不安が消えるのに数週間もかかりました。

赤ちゃんを願う木

クリスマスツリーを飾り付け「赤ちゃんを願う木」と名づけました。私たち夫婦は、4年以上も前から養子縁組を望んでいました。今年のクリスマスこそ、子どもを迎えたいのです。私は毎朝、ツリーの前で祈りました。ところが12月21日、それは不可能だと知らされました。私はツリーの前にたたずみました。これは神の備えの象徴です。疑念が心をかすめます。神は今も変わらず良いお方だろうか、私は何か間違いを犯したのだろうか、と…。

新しい道

ガーナのタノ川の川べりの町ニュークロボの住民は、川向こうのテチマンへ行く橋が流されて困っていました。一方、テチマンの教会は、会員の多くがニュークロボに住んでいたので、礼拝出席者数が激減しました。しかし、教会のサムエル・アピア牧師は、危機だからこそ孤児のために「子どもの家」を拡大したいと祈りました。そして、教会の人たちを促し、ニュークロボ側で野外伝道集会をしました。すると人が救われ、洗礼を受ける人々が起され、新しい教会がスタートしました。また、ニュークロボ側には孤児の家を作る土地もありました。神はこうして、たましいの癒やしの業を危機の中で前進させられました。

建てるのを止めるな

サイモンは職場で昇進の打診をされました。自分で祈り、人に相談もした結果、神が責任の重い仕事につくように促しておられると確信しました。上司も応援してくれ、順調に行きそうに見えましたが、事態が急変しました。彼を妬んで協力を拒否する同僚が現われたのです。サイモンはあきらめるべきかと悩みました。

暗闇の中の希望

屈原(くつげん)は、中国戦国時代(紀元前475-246年)の楚の政治家で、賢く愛国心の強い人だったと言い伝えられています。彼は国を滅ぼすような差し迫った脅威について、再三、国王に進言しました。しかし、王は耳を貸さず、彼は国外に追放されてしまいます。そして、愛する祖国、楚が、彼の警告どおり敵国に滅ほされたことを聞くと、自らの命を絶ってしまいました。

かぼちゃの中の宝物

娘が生まれてから毎月、写真を撮り、1年間の成長記録をつけました。お気に入りは、地元の農家から買った空洞のかぼちゃの中に楽しそうに座っている写真です。巨大かぼちゃの中に、私の宝物の娘が入っています。かぼちゃは段々しぼんでいきますが、子どもはどんどん成長していきます。