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これは誰?

家に防犯カメラを設置した人が、作動確認のために撮影された映像を見ると、黒っぽい服の男が庭をうろついていました。何をするつもりかと目をこらしながらも、見覚えのある人だと思っていると、それはカメラに映った自分だと気づきました。

新しいハート

父は胸が痛むと言って検査を受けると、動脈が3ヶ所で詰まっていました。それで2月14日にバイパス手術が予定されました。父は不安ながらも「バレンタインデーに新しいハートが手に入るのは、希望の印だ」と言いました。感謝なことに手術は成功し、血流が回復しました。

すっかりきれいに

英国の技師エドワード・ネアーンが、1770年、消しゴムを発明しました。その前はパンの耳で消していました。彼はパンを取ろうとして誤ってゴムをつかみましたが、それで書いたものが消える上、消しくずの始末も簡単でした。

関係を回復される

モルモンクリケットというキリギリスの一種が2003年に米国で大量発生し、農作物に27億円以上の損害を与えました。当時、人々の足元に常に虫がいる状態だったといいます。モルモンクリケットという名前は、1848年にユタ州の開拓地を襲ったことに由来します。体長は5~8センチほどですが、一匹で17キロもの植物を食べます。このような昆虫は、農家の生活、また地域や国の経済に壊滅的な被害を与えかねません。

厄介払いの良き日

年の初めに一風変わったイベントをする人たちがいます。「厄介払いの良き日」と呼ばれ、2006年に始まりました。それは、ある南米の伝統に由来します。各人が、旧年中の悪い出来事や嫌だったこと、恥かしい思い出などを紙に書き、その紙を業務用シュレッダーにかけます。または大槌で打ち叩く人もいます。

以前より良い人に

スコットランドの宿屋で、釣り人たちが、夜、談笑していたところ、サケを仕留めた話をしている人の腕がテーブルに当たり、コップが壁に向って倒れました。白いしっくいの壁に、くっきりとシミがついています。その人は宿屋の主人に謝罪して、修理代を払うと言いましたが、壁からシミは取れません。ところが、そばにいた人が「大丈夫だ」と言って立ち上がり、絵の道具をポケットから取り出すと、汚いシミの周りに絵を描き始めました。するとどうでしょう。徐々に、雄大なシカの頭が現れました。何と、その男性はスコットランドきっての動物画家、エドウィン・ランドシーアだったのです。

神の思いやり

幼い孫たちは、自分で着替えることを楽しんでいます。時にはシャツを後ろ前に着たり、弟の方は、靴を左右逆さに履いたりすることが多いのですが、間違いを指摘することは、私にはできません。孫たちの無邪気さが可愛いのです。

扉を開ける

ジョナサンは脳性まひで生まれ、話したり、思いを伝えることができませんでした。しかし母親のシャンタルはあきらめませんでした。そして息子が10歳の時、目とアルファベット表で会話する方法を見つけました。「扉が開きました。彼に何でも聞けるようになったのです」と彼女は語ります。現在、ジョナサンは目を使って読み書き、そして詩を書くこともできます。家族や友だちと話せるようになった感想を聞くと「みんなを愛しているって伝えられるから嬉しい」と答えました。

鎖を壊して

ザンジバル島のストーン・タウンにあるクライスト・チャーチ大聖堂を見学し感動しました。この地はかつて東アフリカ最大の奴隷市場でしたが、その地に大聖堂が建てられました。建築家は、この作品を通して、福音が奴隷の鎖を打ち壊したことを示そうとしています。ここはもはや、残虐非道な行いの地ではなく、神のあわれみが映し出される地になりました。