メール、トラブル、勝利
世情不安や治安の悪さ、不衛生も何のそのと、ジミーは世界の最貧国で働く宣教師夫婦のもとに出かけました。悪戦苦闘は地元の仲間に届くショートメールから分かります。「みんな、祈って! この2時間で10キロしか進んでいない……車は10回以上もオーバーヒートした」。車のトラブルで、聖書の話を待っていた人たちのもとに到着したのは日付の変わる直前でした。彼らは5時間も待っていたのです。次は興奮したメッセージが届きました。「驚くほど素晴らしい交わりだったよ。……祈ってもらうために12人ほどの人が前に出てきた。すごく力をもらった!」
イエスのために戦う勇気
西暦155年、棄教しなければ火刑だと脅されたポリュカルポスは言いました。「私は86年間、主のしもべだが、主に冷遇されたことはない。それなのに、なぜ今、私を救われた王を冒瀆(ぼうとく)することができようか」。私たちも迫害されたなら、この言葉に奮い立つでしょう。
普通の人々の集団
著名な哲学者のハンナ・アーレント(1906-1975年)は、「人間というものは、強大な権力を持つ君主に抵抗し、ひれ伏すことを拒める、と分かっている……一方、大衆に抵抗できる人は実のところほとんどいないと分かった。間違った方向に導かれている普通の人々の集団を前に、独りで立ち上がり、彼らの無慈悲な熱狂に対峙できる人はいない」と書きました。ユダヤ人のアーレントは、母国ドイツでこれを体験しました。
反対されても信じる
エスタはキリスト信仰に反対するフィリピンのある部族の一員ですが、生命にかかわる病気が伯母の祈りによって癒やされたことがきっかけで、イエスを救い主と信じました。今は地元で聖書の勉強会を主催しています。襲うとか殺すとかと脅迫されますが、「私はイエスについて人々にお伝えせずにはいられません。なぜなら、神の力、愛、親切、そして誠実さを自分が体験したからです」と語って、喜んで神に仕えています。
不屈の人
戦時中、軍用機が海に墜落し、乗員11人のうち8人が死亡しました。ルイス・ザンペリーニ他ふたりは救命いかだで2ヶ月間漂流し、嵐や敵機の銃撃、サメの難を逃れ、魚や鳥を捕って生で食べ、ついに島に漂着しました。しかし、すぐに捕虜となり、2年間、虐待、拷問、重労働に苦しみました。彼の驚くべき物語は『不屈の男 アンブロークン』で語られています。
勇気をふるう
アンドリューは福音宣教が禁止されている国の人です。私が信仰を秘密にする方法を尋ねると、秘密にしないと答えました。実際、教会を宣伝するバッチをつけていて、拘束されるたびに「あの人たちにもイエスが必要です」と警察官に語ります。神が自分の味方だと知っているので勇敢です。
炎の内側
スペインのアンディラで発生した山火事は、2万ヘクタールの森林を焼き尽くしましたが、1,000本ほどの杉の一群は青々としたまま焼け残りました。水分を保持する性質があるため野火の中で生き残ったのです。
祈りで愛する
信仰のために投獄されている宣教師が、面会を許された妻に「人々はまだ私のために祈っていますか」といつも尋ねます。彼の命は、劣悪な環境や周囲の敵意により、常に危険にさらされているので、世界中のキリスト者は熱心に祈っています。彼は、神が祈りを力強く用いられると信じているので、信徒の祈りが続いていることを確かめたいのです。
永遠を見る目
友人のマデリンは、子や孫たちが永遠を見る目を持つように祈ります。心乱れる日々の後、娘が亡くなりました。マデリンは悲しみの中、家族が苦しみに飲み込まれて刹那的にならず、むしろ永遠の視点をもっていつくしみの神を信じ、希望に満たされるように祈っています。