Category  |  試練

生涯にわたる訓練

マラソンのトレーニングがうまくいきません。直近のレース結果は惨憺たるもので、半分近くを歩いたばかりか、座り込んでしまうことすらありました。私は入試に落ちた学生のようにがっかりしました。しかし気を取り直して、トレーニングの趣旨を思い出しました。これは合格したり成績を上げたりするための訓練ではありません。むしろ、何度も挑戦して持久力をつけるための訓練なのです。

平安と信頼

初めてジェットコースターに乗ったのは6歳の時で、兄たちがいっしょでした。私は、それが走り出して猛スピードで急カーブを曲がると「止めて!降りる!」と叫びました。もちろん止まる訳がありません。仕方なく青くなってしがみついていました。

ライフセーバー

私はライフセーバーとして、事故の兆候は無いかと水の上を監視していました。担当の6時間、水泳をしている人たちの安全を確保するために、プールサイドからずっと見張っています。その場を離れたり、注意を怠ったりすると、重大な事故を招くかもしれません。泳いでいる人が、何かの理由で溺れかけたら、水から引き上げてプールサイドで休ませることが私の仕事なのです。

怖くてたまらない

フェイスブックに「怖くてたまらない」と10代の女の子が投稿しました。彼女はもうすぐ遠い町の病院に入院して検査を受けます。健康状態が非常に悪く、医者がその原因を突きとめてくれることを不安の中で望んでいました。

何より偉大

イグアスの滝はブラジルとアルゼンチンにまたがる大瀑布です。イグアス川の2.7キロメートルにわたって275の滝が連なり、まさに壮観です。ブラジル側の岸壁には、詩篇93篇4節「大水のとどろきにまさり、海の力強い波にもまさって、いと高き所にいます主は、力強くあられます」が刻まれて、その下には「神は私たちの悩みよりも常に大きいお方だ」と書かれています。

それは準備かもしれない

高校生の時、ファーストフード店で働きましたが、嫌な仕事がありました。「嫌いなチーズが入っていた」と怒りをぶちまける客に、自分のせいではないのにひたすら謝るというようなことです。2年ほどして辞めると、自分の大学でパソコン入力のバイトをしました。しかし、パソコンの腕ではなく、ファーストフード店での経験を買われて雇われたのです。雇い主の関心は、人扱いがうまく出来るかということでした。嫌な経験は良いバイトを得るために用いられました。

イエスに白旗を上げる

マサチューセッツ州イプスウィッチの教会横の丘には、「悪魔の足跡」と呼ばれる、足の形にくぼんだ岩があります。伝承によると、その足形は1740年の秋についたそうです。伝道者ジョージ・ホウィットフィールドが、あまりに力強いメッセージを語ったため、教会のてっぺんから飛び降りて逃げようとした悪魔がつけたと言います。

隔てを壊す

原稿の締め切りが近いのに、朝の夫婦喧嘩のことが気になり、パソコンを叩く指も止まったままです。「主よ、夫も悪かったのですよ」とつぶやくと、画面が暗くなり、自分のしかめっ面が映りました。私の自我が仕事を遅らせているだけでなく、夫婦の関係や、神との関係を傷つけていました。私はプライドを捨て、電話で夫に謝りました。夫も謝ってくれたので一件落着。神に感謝しました。締め切りにも間に合いました。

未完の作品

ミケランジェロは多くの未完成の作品を残しましたが、「髭の奴隷」、「奴隷アトランテ」、「目覚める奴隷」、「若き奴隷」という4つの作品は、わざと完成させなかったと言われています。永遠に奴隷であるならどんな気持ちなのかを示したかったのでしょう。