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成熟した信仰

ゲイルが駆け出しのキリスト教作家だった頃、出版社は花束やチョコレートなどを頻繁に贈ってくれました。しかし、その贈り物はやがて永続的な価値のあるものに変わりました。通読用の聖書、デボーションガイド、祈りの日記帳などです。これらを使ううちにゲイルの信仰は成長し、人々をキリストへ導くことに真剣になりました。

選択と結果

アマチュア鳥類学者ユージン・シーフェリンが、1890年、ニューヨーク市のセントラルパークで放った60羽のヨーロッパムクドリは、この種の試みとしては、記録されている最初の営巣成功例です。現在、約8500万羽がアメリカ大陸を飛び回っています。残念ながら、この鳥は外来種で、在来種を追い出し、牛に疫病を広め、年間の推定被害額は約1250億円です。シーフェリンは自分の行為が引き起こす損害を想像できませんでした。

祖母の最後の夜

日曜礼拝に着ていく服を一式そろえて寝る、というのが、土曜日の夜の祖母の習慣でした。早朝礼拝に出席していたので、すぐに出かけられるように準備していたのです。しかし、ある土曜日の夜、彼女は急病で入院し、そのまま天に召されました。祖父が病院から戻ると、祖母がそろえた服がありました。教会に行く準備も、神に会う準備も完了していたのです。

救い主が下さる宝

マイケル・スパークスはリサイクルショップで、米国独立宣言の複製品を2ドル48セント(400円以下)で購入しました。しかし、この羊皮紙の宣言書に不可解な点を見つけて専門家に鑑定してもらいました。すると、これが1820年に第6代米国大統領のジョン・クィンシー・アダムズが発注した200部のうち現存する36部の一つだと判明したのです。スパークスはそれを7千万円以上で売却しました。こんな宝を数百円ほどで入手したことに驚かされますが、私は子どもの頃、値段の付けられない、比類なき永遠の宝を一文も払わずに手にしました。

イエスは私の全て

米国のレスリング選手のケネディ・ブレーデスは、2024年の五輪代表となった瞬間、天を見上げて、神を賛美しました。自身の成長について質問されると、トレーニングについては触れず、「イエスの臨在を間近に感じた」と語りました。彼女はトップアスリートですが、キリストが唯一の王だと公言し、再臨を主張してはばからず、イエスを信じるように勧めます。「私が大きな成功を収められたのは、ひとえにキリストのおかげです」と語ります。他のインタビューでも一貫して、イエスが自分の全てであり、全ての良いことの源だと語ります。

栄光から栄光へ

バレリーは温暖な海沿いの町に住み、水辺を散策したり自然の写真を撮ったりしますが、大のお気に入りは日の出を見ることです。彼女は毎朝、夜明け前に起きて海岸に立ちます。悪天候の日や旅行に出ているときもありますが、それでも毎年300回以上は朝日を見ているそうです。彼女にとって、朝日は栄光の輝きであり、決して見飽きることのないものです。

祈る愛

友人のラヒムは、母親の祈りがなければ、今頃、死んでいたかもしれないと言います。以前は薬物常用者で、麻薬密売で刑務所に収監されたこともあります。彼はカフェで、母親の祈りに助けられたと話してくれました。「すごく悲しませたのに、母は愛し祈り続けてくれた。僕はひどい状態で、母の祈りがなければ、あんなものでは済まなかっただろう」

眠れない?

最近、家庭の問題を考えてしまって、よく眠れないと友人が言いました。私はその日、教会で詩編3編を教えることになっていました。詩編3編を読むと、作者ダビデには安眠を脅かす家庭不和があったと分かります。息子アブサロムが彼の統治を弱体化させ、王権を奪おうと画策していました。

曾祖母の祈り

久しぶりに家族が集まった時、母は自分が記した文章を見せてくれました。それは彼女の祖母スーザンをたたえる内容でした。「おばあちゃん」は、母の話に度々登場します。スーザンは「夜明け前」に起きて一家のために祈っていました。その鮮明な思い出は、母の生き方に大きな影響を与えました。また今日、彼女に会ったことのない私の心さえも支えています。