素敵な ラッピング
我が家には、毎年恒例のクリスマスイベントがいくつかあります。そのひとつは、子どもや孫たちがわいわい言いながらプレゼントを開くとき、妻のマーティーが「包装紙を破らないでね。来年も使えるから!」と叫ぶことです。マーティーは人に贈り物をするのが好きですが、そのときラッピングも重視しています。見栄えの良し悪しは、プレゼントの良し悪しの一部だと考えているようです。
使い捨て
私たちは、これまで以上に「使い捨て」の文化の中で暮らしています。カミソリ、ペットボトル、プラスチックのスプーンやフォーク、紙皿等々、少し考えるだけで思い当たるものがいくつもあります。私たちは、これらを使っては捨て、新しいものと取り替えます。
正義の親指
アフリカの寓話によると、昔、4本指と親指は手の中で一緒に暮らしていました。5本の指は切っても切れない仲でした。ある日、指たちは自分たちの隣に金の指輪があることに気付き、それを自分たちのものにしようと図りました。親指は指輪を盗むのは間違っていると言いましたが、他の指たちは、親指は独善的で臆病だといって、もう友だちではないと言いました。親指は、それならそれで良いと思いました。彼らの悪さにかかわりたくなかったからです。言い伝えによると、親指はそういうわけで、今も他の4本の指と離れているということです。
グレイスランド
テネシー州、メンフィスにあるグレイスランドは、アメリカで最も訪問客の多い邸宅だそうです。1930年に建てられ、所有者の大叔母グレイスの名に因んで、そう呼ばれました。その後、エルヴィス・プレスリーが住み、彼の家として有名になりました。
雪のように白く
息子を車で学校に迎えに行って帰る途中、雪が降り出しました。白く綿花のようにふわふわした雪が、どんどん落ちてきます。車の流れは悪くなり、結局、渋滞になって身動きがとれなくなりました。車の中から見ていると、景色が変わっていきます。建物の尖った輪郭は、少しずつ丸みを帯びていき、黒い土の表面や沿道の木々、周りの車は雪化粧をしていきました。
身に余る
調子はどうですかと聞かれたので、「身に余るほど良くしてもらっている」と答えたところ、ある親切な人が「身に余るなんて、そんなことはないよ」と言ってくれました。それで私は、その真意を伝えました。自分の身の丈に合ったものを受ける、というのならば、私が受けるべきものは当然、神のさばきだからです。
同類
ずいぶん昔になりますが、レイ・ステッドマン牧師は主日の礼拝メッセージで、コリント人への手紙第一6章9節から11節を読みました。「あなたがたは、正しくない者は神の国を相続できないことを、知らないのですか。だまされてはいけません。不品行な者、偶像を礼拝する者、姦淫をする者、男娼となる者、男色をする者、盗む者、貪欲な者、酒に酔う者、そしる者、略奪する者はみな、神の国を相続することができません。あなたがたの中のある人たちは以前はそのような者でした」(Ⅰコリ6:9-11)。次に、何ともいえない複雑な表情で、「参考のためにお聞きしますが、この中でどのくらいの人が、ここに書かれている罪を犯したことがありますか。身に覚えのある人は立ってください」と言いました。
神が人生を変えた
パソコン業界の先駆者、アップル社のスティーブ・ジョブズ氏が2011年に亡くなったとき、世界中から100万人以上が、オンライン上で彼に賛辞をささげました。その内容は等しく、ジョブズ氏がいかに自分たちの人生を変えたかでした。彼らは、ジョブズ氏の創造的な革新のおかげで、それ以前とはまったく違う生活をしていると言いました。そして、そのことに感謝し、彼を失った悲しみを表したかったのです。あるタブレット型コンピュータには大きな字でiSad (アップル社の製品iPadをもじって「私は悲しい」と表した)と書かれていました。
31日間の感謝日
米国で使用されている多くのカレンダーを見ると、1月は全国感謝月間です。感謝の気持ちはどこにいても大切ですから、世界感謝月間にすべきかもしれません。