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素晴らしい導き手

俳優が演じて映画ができますが、撮影を仕切っているのは監督です。フランスの女優マリオン・コティヤールは最新作について、監督の意図をいつも理解していたわけではなかったと語りました。「分からないままにしているのは、おもしろい体験でした。自分を映画の物語と監督に任せていくことで、すべてがうまくいきました。」

奮闘する人への言葉

噛みこなせないほどほおばってはいけない、という古い英語の格言があります。自分の実力以上の仕事を引き受けてはならないという意味です。それは賢明ではないからです。とはいえ、引き受けた仕事の大きさや難しさに圧倒されてしまうこともあります。

嵐の中の碇

マットとジェシカはヨットで航行していました。ハリケーン・サンディが近づいたのでフロリダの入り江に避難しようとしましたが、浅瀬に乗り上げてしまいました。大波が打ち寄せる中、彼らはすぐ碇(いかり)を下ろしました。そのおかげでヨットは動かず、彼らも救助されました。もし、碇を下ろさなかったら、容赦なく押し寄せる波に翻弄され、ヨットは海岸に打ち付けられてバラバラになっていたでしょう。

永遠の約束

古代の中近東では、上位の者(王や領主)と下位の者(臣民)の間で結ばれる盟約を「宗主条約」と呼んでいました。批准の儀式には動物のいけにえが用いられました。その動物を真っ二つに切って、その二つの間に通路を作るように並べます。そして宗主(王や領主)は、その間を歩きました。彼はこうして協定を守ること、守れなければこの動物のようになることを承知していると公に宣言しました。

私にとどまりなさい

1年で聖書を!
◆ 伝道者の書1-3
聖書のみことば ヘブル13:1-8
 
金銭を愛する生活をしてはいけません。いま持っているもので満足しなさい。主ご自身がこう言われるのです。「わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。」―ヘブル13:5

英国サッカーにとって毎年恒例のハイライトは、FAカップ(FAはサッカー協会の略。世界最古のサッカー協会なので国名がつかない)の決勝戦です。この日は100年以上も前から、興奮、祝祭、そして戦いの日です。しかし、何よりも私を魅了するのは、試合の開始のときです。試合は伝統的な賛美歌39番「日暮れて四方は暗く 」を歌うことで始められるのです。

万事良し

1年で聖書を!
◆ ヨナ書1-4
◆ 黙示録10
聖書のみことば 詩篇46:1-3
 
わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。―ヘブル13:5

私たち夫婦は、マシューという若者と再会しました。彼が子どもの頃、あるクリスマスイベントで「万事良し」という賛美歌を歌ったのを懐かしく思い出しました。すばらしいボーイソプラノで、見事な賛美でした。

じゃあ、また

1年で聖書を!
◆ イザヤ書65-66
◆ Ⅰテモテ2
聖書のみことば Ⅰテサロニケ4:13-18
 
あなたがたが他の望みのない人々のように悲しみに沈むことのないためです。―Ⅰテサロニケ4:13

祖父は「さようなら」とは決して言いませんでした。まるで永遠の別れのように感じるからイヤなのだそうです。それで、帰省した私たち家族を送り返すときには必ず、家の前のソテツの並木道に出てきて、手を振りながら「じゃあ、また」と言っていました。

準備はできていますか

1年で聖書を!
◆ 伝道者の書4-6
◆ Ⅱコリント12
聖書のみことば Ⅱペテロ3:1-13
 
主は……その約束のことを遅らせておられるのではありません。
―Ⅱペテロ3:9

多くの人は2008年秋のできごとを覚えているでしょう。それは、1929年に起こった世界大恐慌以来の経済危機の始まりでした。その後、多くの人は職を失い、家を失い、投資資産を失いました。一年後、アメリカ連邦準備理事会の元議長、アラン・グリーンスパン氏は英国放送協会(BBC)のインタビューに答えて、平均的な人は、あのような状況が再び起こることはないと思っている、と示唆しました。そして、「長い間、繁栄を謳歌していると、その状態がずっと続くと考えてしまうのが、人間の変えられない習性なのです」と語りました。

お父さん!

1年で聖書を!
◆ 箴言30-31
◆ Ⅱコリント11:1-15
聖書のみことば Ⅱ列王記19:10-19
 
主よ。御耳を傾けて聞いてください。主よ。御目を開いてご覧ください。―Ⅱ列王記19:16

ジェームスは1歳半になりますが、自信たっぷりに家族を先導し、大きな教会の廊下を歩いていきました。お父さんは、息子が巨人(大人)たちの間をぬって、よちよち歩いて行くのを見守りつつ、後についていきました。ところが突然、ジェームスの視界からお父さんが消えてしまったのです。さあ、大変!ジェームスはパニックになり、立ち止まってキョロキョロすると、「パパ、パパ!」と泣き出しました。お父さんは、急いで彼のそばに走り寄り、幼いジェームスの伸ばした小さな手を、しっかりと握りしめました。するとすぐ、ジェームスは安心したのです。