警告を繰り返そう
駅や空港で動く歩道を使って、「ご注意ください。間もなく終点です。ご注意ください。間もなく終点です」と、録音されたアナウンスが繰り返されるのを聞いたことがあるでしょう。
警告の標識
巨大なコンクリートの手指が、半ば砂に埋もれながら、空に向かって伸びています。これは、ウルグアイのとある砂浜の風景です。地元の人たちが La Mano(手)と呼ぶこの造作物は、海で溺れた人を覚える記念碑です。泳ぎに来た人たちに水難の危険を警告する目的で、チリ人アーティストのマリオ・イララザバルによって作られました。La Mano は観光名所となりましたが、本来の目的は今でも、海が危険であることを海水浴客に思い出させることです。
目を覚ます
初秋のある朝、まだ外が暗いうちに家を出て車で事務所に向かっていました。すると突然、ヘッドライトで照らされた前方を茶色いものが横切り、次の瞬間、何かが当たった音がしました。私は時速110キロで走りながら、鹿に接触してしまったのです。かすった程度でしたので、車は(おそらく、鹿も)大丈夫でしたが、私は大いに動揺しました。
本当の富
◆ ネヘミヤ記7-9
◆ 使徒3
お金には強い力があります。私たちは、お金のために働き、必要なものを買ったり、貯金したり、自分の願いをかなえたりします。そして、「もっとあれば…」と思うのです。お金には人を混乱させる危険もあります。そういうわけでイエスは、他のこと以上にお金について教えられました。イエスは、ご自分のために献金を集められたことはありません。ですから、この教えは明らかに自分のためではないでしょう。むしろ、お金に頼ったり、お金で力を得ようとしたりするなら、聖霊が通る管を詰まらせて、私たちの霊的成長を何よりも遅らせると警告されたのです。イエスは、「金持ちの愚か者」の話をして、聴いていた人たちに「神の前に富まない」ならば、恥ずべきだと諭されました(ルカ12:13-21)。神の「豊かさ」の定義は、私たちの多くの定義とはかけ離れていることを示されたのです。