Month: 4月 2016

神の目にかなうことを行う

イギリスでは、家の建築や改築で手抜き工事をする業者たちを指して「カウボーイ・ビルダー」と呼んだりしますが、その言葉は実際、苦い経験をさせられた人が、恐れや後悔の気持ちとともに使うことが多いようです。

キリストの香り

あなたの記憶は、五感のうちのどれによって最も呼び覚まされるでしょう。私の場合は嗅覚です。あるサンオイルの匂いは、フランスの海岸を思い出させます。にわとりのえさの匂いは、子どもの頃の祖母の家を思い出させます。松の香りはクリスマスを、あるローションは息子が十代の頃を思い出します。

驚くべき愛

旧約聖書の史実の中で、最後の一大事はエルサレム帰還です。神は捕囚の民をエルサレムに帰らせ、再び住まわせてくださいました。人々は故郷に戻り、神殿を再建し、城壁を修復しました。このことはエズラ記とネヘミヤ記に記されています。

水平線の嵐

息子のジョシュは、アラスカ州のコディアックでサーモンをとるプロの漁師です。以前、狭い水路を行く小さな船の写真を撮って送ってくれました。水平線には嵐を呼ぶ不吉な雲が湧いています。しかし虹が、その小さな船を囲むように、水路の端から端に架かっていました。

理解できるはず

私はロンドンのナショナル・ギャラリーや、モスクワのトレチャコフ美術館が大好きです。そこには、息をのむほど素晴らしい作品が多数展示されていますが、まれに戸惑うようなものもあります。例えば、キャンバスの上に絵の具をぶちまけたような絵は、巨匠の作品だったとしても、何のことだかわかりません。

混乱を乗り越える

旧約聖書のサムエル記第二の主要なテーマは「人生はどろどろしている」ということかもしれません。そこには、人気テレビドラマの要素が満載です。

悩める者に安息を

私はチャールズ・ディキンズ作の「デイヴィッド・コパフィールド」の一場面が大好きです。それは、主人公のデイヴィッドを虐待した性悪な義父マードストンと、気骨ある伯母ベッツィ・トロットウッドがやりあう場面です。

神のみことばは不朽

ポーランドのワルシャワは、第二次世界大戦初期の空爆によって壊滅し、コンクリートのかけらや配管の切れ端、ガラスの破片などが町中に散乱していました。そんな中、「英国および外国聖書協会」のポーランド本部ビルは、ひどく損傷したもののしぶとく残っていました。壁面の「この天地は滅び去ります。しかし、わたしのことばは決して滅びることはありません」(マタ24:35)の文字を読み取ることもできました。

聖霊は運ぶ

最近まで、アイルランドの田舎には番地や郵便番号がありませんでした。同姓同名の人がいた場合、郵便はまず、ここに古くから住んでいる人のところに届きます。彼がそれは自分宛てではないと言うと、次に住民になった人の所に行きます。ですから、新参者は自分の郵便物をすぐにはもらえません。しかし、この面倒な状況に終止符を打とうと、アイルランド政府はついに郵便番号を導入しました。