Month: 4月 2020

神を求める

夢のために頑張る人の姿は感動を与えます。知り合いの若い女性は最近、大学を3年で卒業しました。献身的に学ばなければできないことです。また、欲しい車を買うために仕事を掛け持ちして、それを成し遂げた人、毎週100人の新しい人に会うことを目標にしている営業マンも知っています。

悲嘆が喜びに

狼の生態に詳しい映画制作者のジム&ジェイミー・ダッチャー夫妻によると、狼は嬉しい時にはしっぽを振って跳ね回るそうです。しかし、群のメンバーが死ぬと数週間も悲しみます。仲間の最期の場所を訪れ、しっぽを下げ、哀悼の声をあげると言います。

仕切りの幕

飛行機が水平飛行に入ると、ビジネスクラスとエコノミークラスを仕切るカーテンが閉じられました。ここには階級があります。ある乗客は、先に搭乗し、ゆったりとした椅子に座り、個別のサービスを受けます。カーテンのこちら側は、その特典に与れません。

堅く立つ

エイドリアン一家はキリスト信仰のために迫害されていますが、その中で主の愛を実践しています。教会の中庭はテロリストの訓練場だった頃の弾丸の跡で荒れていますが、彼はそこに立ち、「今日は受難日です。イエスの十字架での苦しみを覚えましょう」と言いました。そして、その町に留まった信仰者の苦しみは、未だ終わっていないと続けました。彼らはそれでも、そこに留まることを選びました。「私たちはまだここにいて、堅く立っています」と語りました。

その道を進む

日没後、私はリー・バオの後について中国奥地の山岳地帯を歩いていました。そこは初めての道。一歩先がやっと見える程度で、谷側の斜面がどれほど急なのか分かりません。私は緊張しつつ、リーにぴったりくっついていました。どこへ向かっているのか、あとどれくらいかかるのか分かりません。ただ、この友人を信じました。私はイエスの弟子、トマスと同じ状況にいたのです。

すべてに勝る神

クリスチャンになったと伝えると、クリスチャンに傷つけられた過去を持つ母は怒って、「今度はあなたが私をさばくの。それはごめんこうむるわ」と言って電話を切り、一年間、口をきいてくれませんでした。とても辛かったのですが、神との関係が何より大切だと思い直しました。そして、母に電話を切られるたびに、彼女を愛せるように、また彼女のために祈りました。やがて母は和らぎ、その数ヵ月後、「あなたは変わったわ。私もイエスのことを知りたい」と言いました。まもなく母はキリストを信じ、神と人々を愛する余生を送りました。

完全に理解する

映画「メリーポピンズ・リターンズ」で主役を演じたエミリー・ブラントは美声の持ち主ですが、彼女の夫がそのことに気付いたのは、何と結婚生活4年目のことでした。初めて妻の歌を聞いた時は驚いて、この美声について、いつ知らせてくれるつもりだったのだろうと思ったそうです。

苦しみの中の強さ

地下教会の牧師ハーラン・ポポフは、1948年、自宅から連行されました。休息無しで尋問され、10日間、食事ももらえません。スパイ容疑を否定するたびに殴られました。しかし、苛酷な取り調べを生き抜いただけでなく、彼は周りの囚人たちをイエスに導きました。11年後、ついに釈放され、2年後に亡命して家族と再会するまで母国で伝道しつづけ、その後は、聖書のメッセージの取り次ぎと、キリスト信仰に不寛容な国々で聖書を配布する活動を支える資金集めに奔走しました。

救うもの

最も勇敢な生存者と言われた人は、予想外の人でした。銃を持つことを拒否した衛生兵デズモンドは、単独で銃撃の中をくぐり抜け、彼の信仰をあざ笑い、臆病者と呼んだ人も含め、75人の負傷兵を救出したのです。彼は「主よ、もうひとり…」と祈りつづけました。その勇気に勲章が授与されました。