月別: 2020年8月

最後まで忠実に

知り合いの婦人が近くの公園で4日間のイベントを計画し、近所の子どもたちを招待しました。彼女は自分の信仰を隣人たちに伝える機会だと心を踊らせていました。孫たち3人とふたりの高校生に手伝ってもらい、役割を決め、遊びやゲームを考え、おやつを用意し、聖書の話を準備して、子どもたちを待ちました。

荒野のヒマワリ

夫婦でワイオミング州の荒野を散策していると、ヤマヨモギやイラクサ、サボテンなどしか育たない干からびた地に、一本のヒマワリを見つけました。園芸用ほど背が高くありませんが、同じように色鮮やかで心を明るくしてくれました。

神とともに働く

ビル・アッシュは、1962年、メキシコを旅行中に、風力で動く孤児院の手動ポンプの修理を手伝いました。そして15年後、安全な飲み水を貧しい人たちに届けることを通して神に仕えようと決意し、NGOを設立しました。神に目を開かれ、安全な飲料水の提供という共通の願いを持つ人を見つけてともに働くことで、与えられている時間を最大限に生かそうと思ったそうです。その後、100カ国以上、数千人の牧師や伝道者からの要請を受け、安全な飲料水は、世界的な必要だと知り、多くの同労者を募りました。

信頼あるのみ

朝食の席に300人の子どもが座り、感謝の祈りをささげました。しかし、食卓には何もありません。この孤児院の運営者、伝道者のジョージ・ミュラー(1805年~1898年)にとって、これは珍しい光景ではありません。神の奇跡を見るさらなる機会です。彼が祈り終わると、パン屋が戸口に現れました。昨夜は眠れなかったので、孤児院のために焼き窯3つ分のパンを焼いて来たと言います。直後に牛乳屋が現れました。運搬車が孤児院の前で壊れたので、積み荷の牛乳を無駄にしないために提供すると言います。

敵か味方か

人口7万人のテクサーカナ市は、テキサス州とアーカンソー州にまたがっています。それぞれの側に市長がいて、市議会、消防や警察があり、高校のスポーツ大会では、多くの住民が集まり地元への忠誠心を示します。州法が異なるので、共同の水道システムの運営に関する論争などもあります。しかし、この町は統一性ある共同体として知られています。市民たちは毎年、州の境界線になっている道で恒例の食事会を催し、ひとつの共同体であることを祝います。

火で精錬する

純金といわれる24金は、ほぼ100%の金ですが、完全ではありません。金の純化にはふたつの方法があります。ミラー法は、速くて費用も抑えられますが、純度は99.95%にしかなりません。一方、ウォールウィル法は時間も費用もかかりますが、純度は99.99%です。

十分に成長した

孫はジェットコースターの列に走って行って、身長計を背にして立ち、十分な背丈があるか確認してもらい、大丈夫だと分かると大喜びしました。

愛に出会う

ブリジットはなぜ支援センターに来たのか分かりません。お腹の子は中絶すると決めていたのですから。相談員のノラの優しい問いかけにも、失礼な態度で悪口雑言でした。そして、中絶すると宣言して退出しようとしました。しかし、身長180cmの彼女が上からにらんでも、小柄なノラはひるみません。小さな体をドアの間に滑り込ませて「行く前にハグしてもいいですか。あなたのために祈りたいの」と言いました。ブリジットは、泣き出しました。今まで、健全な気持ちで抱きしめられたことなど無かったのです。

希望の花

フィラデルフィア市の雑草だらけの空き地を整備して花や樹木を植えて明るくすると、近隣の住民、特に経済的に苦しい人たちの心に良い影響を与えたといいます。ペンシルベニア大学医学大学院の准教授、ユージニア・サウス博士は、「緑地が心の健康に良い影響をもたらすと分かってきました。特に貧しい地域に住む人々にとって緑地は重要です」と述べています。