すべての民族を愛する
私は中南米出身の愛情深く勤勉な両親のもとに生まれました。二人が将来のために勇気をもってそれぞれの家族の先駆者となり、米国に移住したことを感謝しています。二人はニューヨークで出会って結婚し、私たち姉妹を育て、各々の仕事をしています。
父の自死とそれからの私
世界中で毎年七十万人近い自死者がいると推定されています。その亡くなったひとりひとりには家族や友人がいます。著者アルバート・シー氏もその一人です。 ここには、遺された人がたどる悲しみや苦しみの道、その只中で神がどのように寄り添い、生きていく力をくださるのかが、正直に丁寧に記されています。
監修翻訳: ナインの会(クリスチャン自死遺族自助グループ)
本プランは同タイトルの探求の書を再構成したものです。PDF版は弊社ホームページからダウンロードできます。引用・参考文献についてはPDF版をご参照ください。
天の父は変わらない
身長190㎝のザビエルは、幼子のザリアンを軽々と持ち上げました。そして、キャッキャッと笑う息子の足を大きな手のひらに乗せ、腕を伸ばして彼を立たせました。バランスを取るように励ましつつ、失敗してももう片方の手で常に受け止められるようにしています。ザリアンはまっすぐに立ち上がり、満面の笑みで父を見つめました。二人の視線が重なりました。
津波のあとで
2004年12月26日、著者アジス・フェルナンド師の愛する母国スリランカを大津波が襲い、壊滅的な被害を与えました。この小冊子は、神を愛する一市民としての彼の考えをまとめたものです。自然災害などの渦中にいる方、支援に携わる方、そして惨状を覚えて心騒がせているすべての方の助けとなれば幸いです。「私はこの文章を、津波の数日後に書いています。……このような状況になると私たちは、聖書の中に励ましと導きを見つけようとします。そして聖書が、私たちに多くのことを語りかけていることを見出します。この小冊子は、スリランカのクリスチャンたちが今、何をすべきか、ということを聖書に基づいて私なりに考えてまとめたものです。さらに原文を改訂し、津波に限らずどのような惨事に直面している人にも役立つようにと考慮しました。」(本文より)
マグダラのマリヤ イエスに育てられた信仰の軌跡
復活のイエスに最初に出会ったのはペテロやヨハネといった12弟子ではなく、マグダラのマリヤでした。イエスが彼女を信仰者としてどう育てられたのでしょう。また、彼女はそれにどう応えたのでしょう。先生の中の先生、最高の師匠の弟子として成長するとはどれほど素晴らしいことなのか、共に学びましょう。「イエスは先生の中の先生、師匠の中の師匠です。私たち一人ひとりに、それぞれが学ぶべきことを、それぞれにふさわしい方法で学ばせてくださいます。……信仰の無い人から信仰のある人へ、そして、信仰があるだけではなく、生きて働かれる神を信頼してゆるがない人にステップアップさせようと、私たちに働かれます。」(本文より)
神に仕え、人に仕える
ブラッドは引っ越した町で見つけた教会の礼拝に何度か出席した後、どんなことでもよいから奉仕したいと牧師に伝えました。そして、礼拝のために椅子を並べたり、トイレ掃除をしたりしましたが、やがて、彼の賜物が発覚しました。それは聖書を教えることでした。それなのに、何でも喜んでやったのです。
神と共に信仰の旅へ
人生を旅に例える人がいますが、信仰もまた旅のようです。その旅がどんなもので、誰と一緒で、どこへ向かうのかについて、この7日プランを用いて共に学びましょう。
父の日の黙想 お父さんと子どもたちへの福音
聖書から父の日をテーマにした5つの黙想を用意しました。父との間、また子どもとの間にある複雑な思いにふたをしないで、そのまま神に打ち明けてみませんか。それはもう一人の「真の父」との絆を求めるあなたのたましいの叫びなのですから。あなたの率直な祈りの道しるべとなりますように。
本当の愛(Iコリント13:4-8)
何年か前に「自分ばかりじゃ、虚しいばかりじゃ、愛なき時代に生まれたわけじゃない」と歌う人気ドラマの主題歌がありました。この切ない歌詞は、1世紀のコリントの人々の心も動かしたかもしれません。彼らは自由と豊かさの中で愛を求めていたのです。そんな人々に宛てた使徒パウロの手紙から、本当の愛についてご一緒に学びませんか。