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敵を愛する

南北戦争の終結後、戦いが憎しみを生んだがゆえに南部を寛大に扱うべきだ、とリンカーン大統領は言いました。理由を尋ねられると、「敵を友とするなら、敵という存在は消滅するのです」と答えました。約100年後、公民権運動指導者キング牧師はこの言葉を取り上げ、「これは贖(あがな)いの愛の力だ」と語りました。

神の愛と誠を味わった

歴史的な在位70年の中で、英国女王エリザベス2世が序文を添えて公認した伝記は、『僕(しもべ)たる女王、彼女が仕えた王』(日本未発表)のみです。これは、女王の90歳の誕生日を記念して出版され、彼女が信仰を指針として国を治めてきた詳しい記録です。女王は序文の中で、彼女のために祈った全ての人々に謝意を表し、神の変わらぬ愛に感謝をささげました。そして、「神は実に誠実なお方だった」と結んでいます。この率直な宣言は、古今東西の多くの人の証言と同じです。この人たちは人生の中で神のご真実を体験したのです。

神のみことばが人を変える

クリスティンが中国人の夫シャオフーに特別な装丁の本を贈ろうと思った時、手に入る唯一の中国語の本は聖書でした。夫婦はキリスト者ではありませんでしたが、喜ばれる贈り物かもしれないと思いました。夫は聖書を一見して憤慨しましたが、やがて読むようになり、書かれていることが真実だと納得しました。予想外の展開にいら立った妻は、夫に反論しようと聖書を読みました。そして何と彼女も納得し、イエスを信じました。

神の愛のサイクル

イエスを30歳で信じた後も多くの疑問がありました。聖書を読み出すとさらに疑問は増え、友人に言いました。「神の命令に全て従うなんて、どうしたらできるの? 今朝も夫に八つ当たりしちゃったのに」。友人は言いました。「とにかく聖書を読んで、イエスが愛してくださったように人を愛せますように、と聖霊にお願いして」。その単純かつ深淵(しんえん)な真実は、20年以上経った今も、神の偉大な愛のサイクルに沿って生きることを助けてくれます。

へりくだる

高慢は恥の元凶です。例えば、400メートルハードルの世界記録保持者カールステン・ワーホルムが、ノルウェーの公共屋内施設でトレーニングしていると、ぶしつけな挑戦者が現れました。彼は走る服装さえしていません。ワーホルムは彼の願いをかなえて競走し、圧勝しました。しかし、男はスタートに失敗したので再度走ろうと言います。世界チャンピオンは、ただほほ笑むだけでした。

塀の上に天使が

ウォレス・ブラウンと妻のメアリーは、衰退した教会を牧するため、英国バーミンガムの貧困地区にやって来ました。教会と隣接牧師館の敷地は、何とギャングの基地にされていました。彼らは窓に投石され、垣根に放火され、子どもたちを狙うと脅されました。嫌がらせは数カ月続き、警察はなすすべがありませんでした。

神に献げる

ジャドソン・バン・デーフェンテルは美術教師になりました。しかし、教会での働きに感心した人たちが伝道者になるべきだと言い、彼も召命を感じました。でも美術教師の仕事が大好きなのです。彼は葛藤の末、次のように記しました。「ついに、人生の転換点が来た、私は全てを献げた」と。

尊厳を認める

マギーが教会に誘った女性はすごい服装で現れました。驚くには当たりません。売春婦なのですから。その人は会堂で居心地悪そうに座り、短いスカートの裾を引っ張ったり、胸の前で腕を組んだりしました。マギーは「あら寒いの? ほら私のショールを使って」と言って、彼女の意識を服装からそらしました。

感謝で新たにされる

クリスティーナ・コスタは、脳腫瘍だと診断された後、がんに関する会話は、戦うことばかりだと気付きました。そして、この比喩に疲れを覚えました。「1年以上も費やして自分の身体と戦いたくなかった」と言います。彼女にとって最も有益だったのは、日々の感謝でした。医療や介護の専門家たちや自分の脳や身体の回復の兆しに対してです。どんなにつらいときでも感謝を実践すると、うつ傾向を撃退し、逆境を乗り超える助けが脳内に構築されるように感じました。