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亀と一緒に待つ

秋になり、冬の到来を予感するとニシキガメは池に潜り、腐葉土と泥の中に身を埋めます。首を甲羅に引っ込め、微動だにせず、心拍も消え入るほど遅くなります。体温は凍る手前まで下がり、呼吸も止まります。泥に埋まり、骨のカルシウムが血液に溶け出て外形が崩れ出すまで、6か月の間、じっと待っています。そして池の水がぬるむと、ニシキガメは浮上して、再び呼吸を始めます。骨は新たに形成され、甲羅は太陽の暖かさを感じます。

あわれみを示す

エリック・フィッツジェラルド牧師は言いました。「悲劇が起こり深く傷ついたとき、あわれみを示すことと恨みを晴らすことと、どちらか一方を選べます。私はあわれみを示すことを選びました。」彼の妻は、帰宅途中に疲れて居眠り運転をしていた消防士が起こした事故で亡くなりました。検察官に実刑を望むかと尋ねられ、牧師は、自分が説いてきた赦しを実践することを選びました。そして驚いたことに、ふたりはやがて友人になりました。

どちらに向かっているか

タイ北部の少年サッカーチーム、ワイルドボアーズの少年たちが、洞窟探検に出かけました。1時間ほどして引き返そうとすると、入口が洪水でふさがれていました。そして、水位の上昇に伴い、入口から4キロも奥に閉じ込められました。彼らは2週間後、奇跡的に救出されましたが、多くの人々は、どうしてそんな状況に追い込まれたのだろうと疑問に思いました。その答えは「少しずつ」です。

きよい器

米国の第41代大統領、ジョージ・H・W・ブッシュ氏の葬儀で弔辞を述べたアラン・シンプソン元上院議員は、憎しみは己を入れる器を蝕むと語りました。そして、公私両面で憎悪にとらわれず、愛やユーモアを大切にしていた親友を偲びました。彼の言葉は、私たちにも当てはまります。憎しみにとらわれてしまうと、自分が壊れていきます。

神が介入されるとき

オー先生と呼ばれている、オマウミ・エフェイェ師は「その子は愛されている」という自身の出生に関する詩を書きました。両親は何度も中絶しようとしたけれど、不思議にも妨げられ、最後に生む決心をしてくれたと言います。神が命を守ってくださったと知ると高収入の仕事を捨て、宣教の働きを始めました。現在は、ロンドンの教会の牧師です。

復讐ではなく

宣教師のジム・エリオットと4人の同僚が1956年、ワオラニ族に惨殺された後、驚くべき決断をした人たちがいました。ジムの妻エリザベスは、幼い娘を伴い、もうひとりの被害者の姉とワオラニ族の村に移り住んだのです。彼女たちはそこに数年間住んで言葉を学び、聖書をワオラニ族の言語に翻訳しました。この女性たちの赦しと優しさはワオラニ族の人たちに神の愛を確信させ、多くの人たちがイエスを救い主だと信じました。

竜巻ハンター

報道写真家で竜巻ハンターのウォレン・フェイドリーは、竜巻を追いかけることは、数千キロ四方の大地で三次元チェスをするようなものだと語ります。「砂嵐やソフトボール大の雹、ゆっくり舞う農機具をよけながら、タイミングよくその場に居合わせるのは、予知とナビゲー ションのシンフォニーだ」と言います。

自分にある物を差し出す

ある日、空腹の男が村にやって来ましたが、だれも食べ物をくれません。すると男は水と石を鍋に入れて火にかけ、かき混ぜました。村人は興味津々で見ていましたが、そのうちに、ひとりがジャガイモを入れました。別の人がニンジン、次の人は玉ねぎ、そして大麦、と、誰かが何かを入れ、最後に農夫が牛乳を入れ、ついに美味しいチャウダーが出来上がりました。

聖霊とともに歩む

作家のマルコム・グラッドウェルは、どんな技術でも一人前になるには1万時間が必要だと述べています。どんな時代の偉大な芸術家や音楽家でも、生まれながらの才能だけでは、一流のレベルに達し得ないと言います。毎日、しっかり練習しなくてはなりません。