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言葉以上に

アフリカのある言語に翻訳された聖書が、完成を記念する式典で、その地の首長に贈呈されました。彼は感謝して聖書を掲げ「神が我々の言語を理解されることがわかった。私たちは母語で聖書を読むことができる」と叫びました。

歌う御父

子どもが生まれる前、歌うことの大切さを教えてくれた人はいませんでした。今、私の子どもたちは6歳、8歳、10歳ですが、どの子も以前、寝つきが悪くて困りました。私たち夫婦は毎晩、早く寝てくれるように祈りながら、交替で子どもたちを抱いてあやしました。子守歌を口ずさみながら彼らを抱き、優しくゆすっていた時間は、何百時間にもなるでしょう。そして、子どもたちのために歌ううちに、愛情の絆が深まっていくという素晴らしい体験をしました。

誰でも大歓迎

最近、夫婦で旅行中、有名なスポーツ施設に行きました。すると訪問を歓迎するかのように門が大きく開いていました。それで中に入り、手入れの行き届いた競技場に感動しました。ところが、帰りがけに呼び止められ、入場禁止だと冷たく告げられました。招かれざる客と言われ、居心地が悪くなりました。

きらめく

英国の子守歌『きらきら星』の歌詞は、神が創造された宇宙の不思議を語るジェーン・テイラーの詩をもとにしています。また、後半の歌詞はあまり知られていませんが「明るく小さな輝きが闇の中の旅人を照らす」と述べて、星は道案内役です。

以前より良い人に

スコットランドの宿屋で、釣り人たちが、夜、談笑していたところ、サケを仕留めた話をしている人の腕がテーブルに当たり、コップが壁に向って倒れました。白いしっくいの壁に、くっきりとシミがついています。その人は宿屋の主人に謝罪して、修理代を払うと言いましたが、壁からシミは取れません。ところが、そばにいた人が「大丈夫だ」と言って立ち上がり、絵の道具をポケットから取り出すと、汚いシミの周りに絵を描き始めました。するとどうでしょう。徐々に、雄大なシカの頭が現れました。何と、その男性はスコットランドきっての動物画家、エドウィン・ランドシーアだったのです。

勇敢な抵抗

ナチスがポーランドに侵攻して第二次世界大戦が勃発(ぼっぱつ)した時、ポーランド人のテレサ・プレケローヴァは10代でした。それはユダヤ人が連れ去られるホロコーストの始まりでしたが、テレサたちは危険を冒してワルシャワのゲットーやナチスの粛清から彼らを救いました。テレサは成長して、この戦争とホロコーストの歴史研究の第一人者となりましたが、エルサレムのヤド・ヴァシェム(ホロコースト博物館)の「諸国民の中の正義の人」に名が刻まれたのは、邪悪な風潮に勇敢に抵抗したからです。

助けを求める

夜に友人からメールが来ましたが開きませんでした。大病の家族の看病で忙しかったので付き合っていられないと思ったからです。けれど、翌日、開いてみると「何かできることは無い?」と書かれていました。自分を恥じつつ「いいえ」と書いて、ハッとしました。「聞き覚えのある質問だ、神さまかも…」と思ったのです。

神の燃えさし

火の出ている家から家政婦が末っ子を抱いて避難しながら、5歳のジャッキーの名を叫びました。しかし、ジャッキーは応えません。事態に気付いた通行人が別の人の肩に乗って2階の窓に上がり、子どもを引っ張り出しました。ジャッキーの母スザンナは、この息子は「火から取り出した燃えさし」だと言いました。偉大な伝道者ジョン・ウェスレー(1703-1791)の子どもの頃の話です。

不思議の鍵を開ける

ある日、帰宅すると庭にハイヒールが転がっていました。娘のリサのものだと思い、孫たちを迎えに来たら渡そうと中に入れました。しかし、彼女の物ではないと言います。実際、家の者は皆、自分のではないというのです。それで元の場所に置いておくと、次の日には消えていました。不思議です。