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神のもの

母を介護していた時のことです。二人とも心身共に疲れきっていて、気分転換に美術展に行きました。『生け花と浮かぶ舟』と題された作品が、黒い壁を背に光の反射する床に置かれていました。2隻の木製の手こぎ舟の中に、釣りのルアーと生け花から着想を得た色とりどりの吹きガラスが詰められていました。ふ入りや斑点やしま模様の巨大な球体は、小さい方の舟に積まれていて、もう1隻の舟からは、長く曲がりくねったガラスの彫刻が、生きた炎のように立ち登っていました。作者はガラスを火で精錬し、息を吹き入れて各々を作りました。

イエスに従う喜び

ある10代の少女が、「私には幸せになる権利がある」と議会で語りました。彼女は、みんなの気持ちを代弁しているようなもの。これは人間の叫びです。自己啓発の第一人者は、神はあなたが幸せであることを望まれていると言いました。

聖霊によって装われる

メイン州の田舎に住む2人の8歳の少年は、毎水曜日にスーツで登校し注目されました。まもなく、他の児童や先生たちも彼らに同調し、「おしゃれな水曜日」は大人気となりました。発案者のジェームスは、みんなに褒められて、とてもうれしかったと言います。彼らは、水曜日の装いで、人としての誇りを表現しようとしたのです。

神に賜った才や業

ヴァン・クライバーンやウラディミール・ホロヴィッツのような超一流のピアニストは、ニューヨークのスタインウェイ&サンズの主任コンサート調律師、フランツ・モアを頼りにしていました。彼のピアノの調律は完璧だったからです。モアは、その長年の経験と知識から、多くの有名ピアニストに慕われました。また、調律の技術は、自分が神に仕える手段だと信じ、自身の信仰をピアニストや公演スタッフたちに語ることもありました。

イエスによる平和

綱渡り芸人のフィリップ・プティは、1971年、パリのノートルダム大聖堂の塔の間で綱渡りをして有名になりました。3年後、当時のニューヨークの摩天楼の象徴だったツインタワーの間を無断で渡り、逮捕されました。しかし1987年、彼はエルサレム市長テディ・コレックに招待され、イスラエル・フェスティバルの一環として、ヒンノム谷で綱渡りをしました。綱の中ほどでは、平和の美しい象徴として鳩を放ちました。危険で風変りな離れ業でしたが、大義名分は平和でした。「全群衆が一瞬、互いの違いを忘れていた」と後に語っています。

休息の時間

元オリンピック選手でランニングコーチのジェフ・ギャロウェイが提唱するマラソンのトレーニングには、思いがけない要素が含まれています。彼は「ラン/ウォーク」戦略をビギナーにも経験豊富なランナーにも推奨します。つまり、何分か定めて走った後に少し歩く、を繰り返すのです。これには驚く人も多いのですが、短く間合いを取って歩くと体がさっと回復し、42.195キロを通して走るより速いタイムが出せるというものです。

ありがたい本

私は美しい装丁の本に目がなく、蔵書は増えていくばかりです。しかし、全ての本を読破する時間も余裕もなく、多くの本が新品同様の美しい状態を保っています。エッセイストのジョン・アップダイクは、アメリカの古典『ウォールデン―森の生活』について、「聖書のように、敬意は払われるが読まれない」可能性があると語りました。聖書は、古典であり、異文化の中で書かれた書物なので、少々難しいのかもしれません。そのせいか、出番は日曜日の礼拝の時だけで、他の日は本棚を飾るだけになりがちです。

善行のために造られた

数メートル先にいる父娘が、カードを落としました。私は会社に遅刻しそうだったので、自分たちで気付くだろうと心に言い、無視しようとしました。しかし、そんな気配はありません。結局、良心の呵責(かしゃく)に耐えられず、カードを拾って追いかけました。すると、彼らは大喜びしたのです。私もひどくうれしくなって、「こんなささいなことで、なぜこんなにテンションが上がるのだろう」と不思議でした。

キリストにある新しい心

デニスとブロックは幼なじみです。デニスはキリスト者でしたが、ブロックは信仰に興味がありませんでした。大切な友だちのブロックが悪の道を進もうとしていたので、デニスは、預言者エゼキエルの言葉を引いて「神よ、どうかブロックの肉から石の心を除き、肉の心を与えてください」と祈りました(エゼ11:19参照)。神に導かれて活躍してほしいと願ったのです。