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美しい人生

シティ・ブロッサムズの設立者レベッカ・レモス-オテロは「子どもたちは、庭の好きなところに種を蒔き、その後、何が出て来るかを見ます」と語ります。これは模範的な園芸ではないかもしれませんが、それぞれの種が、命をはぐくむ可能性を持っていることを示すことができます。シティ・ブロッサムズは2004年以来、低所得者が住む地域の学校や公園に庭を造ってきました。子どもたちは園芸を通して栄養について学び、就職に必要な技術を習得します。レベッカは「都会に緑があると、…美しいものを生み出す過程に子どもたちが関われます」と語ります。

神にかかわる会話

バーナグループの2018年の調査によると、大半のアメリカ人は神について話したがらないと分かりました。信仰にかかわる会話が日常的にあると答えた人は、回答者の7パーセントだけでした。教会に行っている人もほぼ同じで、週に一度ぐらいはするという人でさえ13パーセントでした。

賞をめざして

アメリカ映画「フォレスト・ガンプ」(1995年日本公開)のフォレストは、走ることで有名になりました。この道の行き止まりまで、と 思って始めたものが、結局、3年2ヶ月14日と16時間走りつづけました。自分で決めた目的地に着くと、次の目的地を定め、もう走る気がなくなるまで、アメリカをジグザグに横断したのです。何となく走りたいと感じたことがそもそもの動機でした。フォレストは語ります。「あの日、特に理由もなく、僕は、ちょっ と走ろうと思った。」

路上チームの一員

サンフランシスコ市の保健所職員は、麻薬依存症に苦しむ路上生活者に薬を提供するために街に出ていきます。この活動はホームレスの薬物乱用者が増加したことを受けて始まりました。通常、患者が診療所にやって来ます。しかし、医療従事者の方から患者のもとに出向くことで、患者側のハードルを下げています。患者は、交通手段の確保をしたり予約を忘れないように努力したりしなくてもよいのです。

わたしは何者なのか

デイブは自分の仕事が好きでしたが、別の方向に引かれていると感じていました。宣教です。ところが、第一歩を踏み出すときになって不安に襲われました。「僕は宣教師にふさわしくない。そんな器ではないんだ」と友人に言いました。

その良さは持ち主に聞け

パッカード社は20世紀初頭のアメリカで創業した自動車メーカーで「その良さは持ち主にきけ」という力強いキャッチコピーで消費者を引き付け、その時代を代表する名門高級車メーカーに成長しました。この会社の人たちは、友人の満足に裏打ちされた製品、という口コミの説得力をよく理解していたのでしょう。

その方はどんなお方?

新婚旅行の帰り道、空港で列に並んでいると、少し離れた所にいる男性に気づきました。目配せする私に、夫はちらっと見て「誰?」と言いました。私は興奮して、その俳優の有名な役の名を早口で言うと、彼のところに行って、一緒に写真を撮ってもらえませんかと尋ねました。私は24年経った今も、このことを楽しく人に話します。

空っぽのベッド

私はレンデルとの再会を楽しみに、ジャマイカの聖ヤコブ子ども病院に来ました。彼は2年前にイエスの愛を知ったのです。一緒に宣教旅行をした聖歌隊の高校生、エヴィが聖書を読んで福音を語ると、レンデルはイエスを自らの救い主だと信じました。しかし、レンデルの病室に行くとベッドは空でした。5日前に亡くなったとのことでした。

良い知らせを宣べ伝える

イラン人の留学生アルマンが「名前は?」と尋ねたので「エステラです」と答えると、にっこりして「私の母語、ペルシア語でも『セテラ』という似た名前があります」と言いました。この会話が素晴らしい方向に向かいました。私は、名前の由来が聖書に登場する現在のイラン、当時のペルシヤの女王、ユダヤ人のエステルだと話しました。そして彼女の物語から始めて、イエスの福音を伝えました。アルマンはこれをきっかけにキリストについて知ろうと、毎週開かれているバイブルスタディー に通い始めました。