知るべきことは何か
シンガー・ソングライターのデイビッド・ウィルコックスは、どのように曲を作るのかと問われ、静かな部屋、真っ白なページ、「知るべきことは何か」という自問、この3つが必要だと言いました。これはデボーションのアプローチとしてもすぐれています。
国のためにともに祈る
私たちの国ガーナには、自分の国と他のアフリカ諸国のために、毎月熱心に祈る女性のグループがあります。なぜ祈るのかと聞くと、リーダーのギフティ・ダッジーさんは言いました。「周りを見回してください。ニュースを聴いてください。国々は戦争や災害、疫病で傷つき、暴力は、神の愛と祝福を見えなくしてしまいます。私たちは、神が国々の問題に介入してくださると信じています。ですから、祝福の神を賛美し、神の助けを求めて声を上げているのです。」
驚くほどの正直さ
牧師が教会役員のひとりを指名して、礼拝のために祈ってくださいと言うと、彼は「申し訳ありませんが、教会に来る途中、夫婦喧嘩をしていたので、今祈れる状態ではありません」と答えました。会堂には何とも気まずい雰囲気が流れましたが、牧師が祈って礼拝は進みました。牧師は、祈る人を抜き打ちで指名することは二度としないと心に誓いました。
組み立てが必要
私がため息をつき、家族が笑い出すのは、「簡単組み立て」という言葉です。新婚の頃、シャワーの簡単な修理をしようとして壁の裏側を水浸しにしてしまい、大失敗しました。子どもが生まれて簡単なおもちゃを組み立てるとき、妻に「説明書を見なくても大丈夫」と言ったものの、ひどいことになりました。
主よ、助けてください!
友人が妊娠したと知り大喜びしました。予定日を指折り数えて、いっしょに待ちました。ところが、赤ちゃんは分娩時に脳に障害を負ったと知り、私の心は張り裂けんばかりでした。どのように祈ったらよいのか分かりません。ただ、祈る相手が神だとは分かっていました。神は私たちの父であり、呼べば応えてくださるのですから。
満足をくれるパン
小学生のときに「主の祈り」を暗唱できるようになりました。そして、「私たちの日ごとのパンをきょうもお与えください」(マタ6:11参照)というくだりでは、本当にパンを思い浮かべました。我が家にパンがあるのは、父が町に行ったときだけでしたから、毎日パンを食べられるように祈ることは、私にとって理にかなうことでした。
神の防具
イスラエル人は、ネヘミヤの監督のもとでエルサレムの城壁を再建していましたが、半分ほど完成したとき、敵に狙われていると知りました。労働者たちは疲れていたので、やる気を失いかけました。ネヘミヤは対策を講じなくてはなりません。
お祈りマラソン
祈るという生活習慣は、なかなか大変ではありませんか。大切さを心得ていても、祈りつづけるのは簡単ではありません。神と深く交われたと感じることもあれば、決まった形をなぞっているだけに感じることもあります。なぜ祈りは難しいのでしょう。
聖霊は運ぶ
最近まで、アイルランドの田舎には番地や郵便番号がありませんでした。同姓同名の人がいた場合、郵便はまず、ここに古くから住んでいる人のところに届きます。彼がそれは自分宛てではないと言うと、次に住民になった人の所に行きます。ですから、新参者は自分の郵便物をすぐにはもらえません。しかし、この面倒な状況に終止符を打とうと、アイルランド政府はついに郵便番号を導入しました。