混乱の中の祝福
自業自得だから、自分で何とかしなければと思うことがあります。神のあわれみを信じていても、神が助けてくださるのは、私に落度のないときだけだと考えてしまいがちです。しかし、そうでないことは、ヤコブが初めて神と出会ったときの様子から分かります。
私たちの隠れ家
初めてのアルバイトはファストフード店でした。ある土曜日の夕方、男性客に仕事は何時に終わるのかと尋ねられ、不安になりました。その人は店長からとがめられないように、フライドポテトを注文したり、飲み物を注文したりして、時間を潰しています。私の家は近所でしたが、暗い駐車場や空き地の前をひとりで歩くのが怖くなりました。とうとう深夜12時の終業時刻になり、私は事務所から家に電話しました。
大好き!
ある朝、娘の叫び声がしました。何のことかと思っていると、彼女は着ているシャツをトントンと叩きます。従姉妹のお下がりのそのシャツの胸元には「大好き」と大きくプリントされています。私は娘をハグして「大好きだよ」と言うと、彼女は心から嬉しそうにしました。
名前を呼ばれる
広告業界の人は、人の注意を最も引く言葉は自分の名前だと言います。そこで英国の某テレビ局は自社のネット放送に、視聴者をそれぞれの名前で呼ぶ広告を導入しました。テレビで自分の名前を呼ばれるのは面白いかもしれませんが、親しい人に名前を呼ばれたときの気持ちと同じではありません。
完全な父
混みあった店のカードの棚の前で、私が送るにふさわしい父の日のカードを探していました。長年の冷え切った関係は回復したものの、私は一度も父を親しく感じたことはありません。隣にいた女性は、持っていたカードを棚に戻しながら「父親とうまくいっていないけど、すべきことをしたい、という人のためのカードを誰か作ってくれないかしら」と呟き、その場を立ち去りました。
木の上
子猫のベルベットは、パンを盗み食いしているところを母に見つかり、家から追い出されました。ところが、庭を探しても見つかりません。か弱い鳴き声が聞こえて見渡すと、柳の木のてっぺんにいるではないですか。
世界が始まる前に
日曜学校のおませな生徒たちは、「永遠の神」という話をすると必ずこう質問します。「神さまに始めも終わりもなくて、ずっとずっといたのだったら、世界を造る前は、神さまは何をしていたの?」私は今まで、「それはね、神の不思議というものですよ」と答えてきましたが、最近、聖書に答えを見つけました。
神を待ち焦がれる
ある日、娘が1歳になる孫を連れて遊びに来ました。ちょうど私は用事で出かけるところでしたが、部屋を出た途端に孫が泣き出しました。それで引き返して相手をすると泣き止みましたが、出かけようとするとまた泣き出します。3度目にドアを開けたところ、小さな唇が再び歪みました。ついに娘が「お父さん、連れて行ったら?」と言ったのです。
細部にも目配りされる神
我が家の愛犬ラブラドルレトリバーの「チョコレート」が生後3カ月のとき、健診と予防接種を受けさせました。獣医は診察中に子犬の左の後足に白い毛の部分があるのに気づいて「神さまはここを持って、あなたをチョコレートに浸したのね」と優しく話しかけました。私は声を出して笑いましたが、彼女は計らずも重大なことを指摘していたのです。それは、神が一つひとつの被造物に、深い関心を寄せておられるという事実です。