Category  |  聖霊、導き

聞き従うべきお方

ダグ・ホワイトは青ざめて管制塔に緊急事態を伝えました。家族で乗ったチャーター機が離陸するや、パイロットが急死したのです。彼は単純な装備の飛行機で3カ月の訓練を受けただけの初心者です。しかし、操縦かんを握り、近くの飛行場の管制官らの指示を注意深く聞いて着陸を成功させました。「家族が火だるまになって死なないように、彼らが導き、救ってくれた」と語ります。

新しい命

バヒ-ルとメデットは中央アジアの国で共に育ち、親友でした。しかし、バヒ-ルがキリスト者となると全てが変わりました。メデットは、当局に通報し、バヒールは激しい拷問を受けました。兵士は「お前の口がイエスの名を語ることは二度とない」と怒鳴りました。血まみれのバヒールは「そうかもしれない。だけど、キリストが私の心になされたことは変えられない」と絞り出すように言いました。

誘惑から目を離す

スタンリーは自由なので個人タクシーの運転手は性に合うと言います。始業・終業の決まりはなく、どこに行ったかを誰かに報告する義務もありません。ところが皮肉にも、それが最も難しい点だと言います。「だって、不倫しようと思えば簡単にできるから。毎日、いろいろな客を乗せるけれど、妻を含めて、僕の居場所を把握できる人はいないのだから」と。この誘惑に抗うことは容易ではなく、仲間の多くが屈してしまったと言います。「私が抑止できるのは、神が何と思われるか、妻がどれほど傷つくかと思うからだよ」と語ります。

愛の心

エモリー叔父さんの死を悼んで多くの人がさまざまな賛辞を述べましたが、一貫していたのは、神に対する愛を人に仕えることで表したという点でした。それがよく現れていたのは、武器を持たない衛生兵として従軍した第2次世界大戦での逸話でした。彼は、その勇敢さをたたえられて数々の栄誉に浴しましたが、皆が覚えていることは、戦中も戦後も、彼の愛と慈しみに満ちた行為でした。

心を映す言葉

どうすれば悪口雑言を避けられるでしょう。ある高校では生徒たちに「人をおとしめるようなことを学校で言いません」と宣誓させました。その努力は評価すべきですが、イエスによれば、どんな規則も宣誓も悪口雑言を規制できません。

御国第一のリーダー観

キリスト教児童書の作家団体に加わり、互いに祈り、互いの出版物をPRしだした時、「競争相手と協力するなんて」と言われました。しかし、私たちは御国第一のリーダー観と協働意識にコミットしています。お互いは競争相手ではなく、福音宣教という共通の目的を持って同じ王に仕える仲間です。私たちは協力してキリストの証人となり、できるだけ多くの人に福音を届けようとしています。

未知の環境

頭の中をいろいろな問いが駆け巡りました。「神よ、なぜですか? これは本当にあなたのご計画ですか?」幼い子どもがいるのに、私はがんで深刻な状態だと診断されたのです。最近、家族で宣教に携わり、多くの子どもたちが救われ、御業の実を見て大喜びしたのです。それなのに、どうして……。

聞くのに早く

親しい友人の批判に反論しようとして、鼓動が速くなるのを感じました。私がネットに書いたのは、彼女のことではありません。しかし、反論する前に小さく祈りました。すると心が落ち着いて、彼女の言っていることや、彼女が傷ついた理由が分かってきました。明らかに表面的な問題ではありません。友人は傷ついていました。私は、彼女がその痛みを言葉にできるように助けようと思いました。そう決めると、自分を守る必要は無くなりました。