偉大な文学
偉大な文学の条件は、読者を変えられるかどうかだという論評に、最近出会いました。この観点から見ると、聖書は常に偉大な文学です。
約束された霊
神は偽りの時代にエリヤを用いて真実を語り、奇跡を起こされました。エリシャは従者としてそれをずっと見てきましたが、そのエリヤはまもなく「天に上げられ」ます(Ⅱ列2:1)。エリシャはエリヤと別れたくありませんが、ついにその時がきました。
聖霊は運ぶ
最近まで、アイルランドの田舎には番地や郵便番号がありませんでした。同姓同名の人がいた場合、郵便はまず、ここに古くから住んでいる人のところに届きます。彼がそれは自分宛てではないと言うと、次に住民になった人の所に行きます。ですから、新参者は自分の郵便物をすぐにはもらえません。しかし、この面倒な状況に終止符を打とうと、アイルランド政府はついに郵便番号を導入しました。
私たちとともに私たちの内に
息子が幼稚園に入園しました。登園初日、彼が泣いて嫌がったので、私たち夫婦は「パパとママは、いっしょに幼稚園にいけなくても君のために祈っているよ。それに、イエスさまがいっしょにおられるでしょう?」と言いました。しかし息子は、「でも、イエスさまは、見えないもん」と応えます。そこで夫は彼を抱きしめ、「イエスさまは、君の中におられるよ。君は決してひとりじゃないんだ」と言いました。すると息子は自分の胸に手を置いて、「うん、イエスさまはここにおられる」と言いました。
ぎりぎりまで
アイダホ州クナの南部に、地元の人が嫌う地下溶岩洞があります。私の知るかぎり唯一の開口部は大きく開いた穴で、暗闇へ急降下しています。数年前、そのギリギリの縁に立って中を見下ろしました。すると、穴に引き込まれそうな感じになってバランスを失うところでした。あまりの恐ろしさに心臓がドキドキして、そこを離れました。
効果音の技師
昔の映画の音響技師は、劇中の効果音を工夫しました。皮袋にコーンスターチをつめてぎゅっと握ると、雪を踏みしめるような音がします。一対の手袋を振ると、鳥の翼が羽ばたいているように聞こえます。細い棒を振ると、ヒューッという音が出ます。音響技師は、あらゆる独創的な工夫によって効果音を作り、映画にリアリティーを持たせようとします。
内に住まわれることば
主日礼拝の聖書朗読、聖書に忠実な礼拝説教、賛美歌、聖書の勉強会、デボーション・エッセー…。これらは、確かに神の真理を教えてくれますが、だからといって、自分で聖書を学ばなくて良い訳ではありません。
素晴らしい爆発
ケイティ・デイヴィスは著書「ケイトからキス」の中で、ウガンダに移り住んで、現地の少女たちを我が子として育てている喜びを述べています。ある日、娘のひとりが尋ねました。「ママ、もしイエスさまを心に迎えたら、私は爆発しちゃうの?」ケイティははじめは、そんなことはないから大丈夫と答えました。イエスを心に迎えるというのは霊性の問題だからです。
近所付き合い
ご近所がざわめいていました。アメリカンフットボールの有名選手が、我が家の二軒先に越して来たのです。テレビで観たり、新聞のコメントを読んだりはしていましたが、まさか、そんな有名人がこのあたりを選んで住むとは思ってもいません。私たちみんなは最初、彼を喜んで隣人として迎え入れ、良い友だちになろうと張り切っていました。しかし、彼の生活は、近所付き合いをするにはあまりにも忙しすぎたようでした。