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広い心を与えられた

アウグスティヌスは、宇宙を創造された神が、自分のような者と関わられるなどあるはずはと苦悩しました。罪にまみれた卑しく小さい自分などに。しかし、彼は必死に祈りました。「わたしの魂の家は、あなたが魂のもとへ入ってこられるためには狭いので、あなたのみ手でそれを広げてください。それは、荒れはてているので、それをつくり直してください。あなたの目ざわりになるものがある。わたしは告白し、知っている。しかし、だれがわたしの家を清めるであろうか。また、あなた以外のだれに向かって、わたしは叫ぶであろうか」(岩波文庫『聖アウグスティヌス告白上』)

パパが連れて行ってくれる

社長のアンドレスは、営業成績の優秀な社員に日帰り旅行をプレゼントしました。彼自身も7歳の息子のジミーを連れて同行します。ジミーは胸を躍らせ父と手をつないでいました。ある社員が冗談で「君も行くのかい。売上はどうだった?」と尋ねました。するとジミーは父親を見て答えました。「ゼロ。でもパパが連れて行ってくれる」。この少年は稼がなくても大丈夫。父親が旅費を払ってくれたからです。

神の赦し

イスラエルのヘクト博物館で、4歳の少年が展示品を誤って割ってしまいました。3500年前の青銅器時代の珍しいつぼです。ところが何の弁償も要求されず、つぼの修復後、博物館に招待されました。同館のロイー・シャフィール氏は、この寛大さの理由を、修復作業に対する世界の関心を高め、少年の歴史と考古学に対する関心に寄与する可能性があるから、と説明しました。何らかの前向きな結果に対する期待です。

神に戻る道

駐車場の急なスロープを下っていくと不安になりました。ここは迷路のような駐車場で、以前、迷子になったことがあります。しかし、車を降りて、ある方向に歩き始めると、「大丈夫!」と、落ち着くことができました。正しいドアに行きつき、それを開けると目的の場所に行くエレベーターを見つけました。そして無事に到着しました。

赦しの祈り

アメリカ南部の白人だけの公立小学校に1960年、アフリカ系アメリカ人の児童、6歳のルビー・ブリッジが入学しました。彼女は罵声や脅し、中傷の中を毎日、連邦保安官に付き添われて登校しました。学校の中は安全でしたが、教室ではバーバラ・ヘンリ先生とふたりきりでした。他の教師たちは彼女を教えること、児童の親たちは、我が子を登校させることを拒否したからです。

撤回できない

紀元前49年、カエサルは13地区隊を率いてルビコン川を渡りイタリアに進入しました。武装した軍隊を率いてローマに入ることは法律で禁じられていたので、これは不退転の決意です。その衝撃は内戦を経てカエサルをローマの君主に押し上げました。「ルビコン川を越える」とは、後戻りできないという意味の英語の比喩表現に使われます。

より良く知る

外国の男の子を養子にした時、大切に育てようと思いました。彼は発育不良だったので、栄養のある食事をさせようと頑張りました。しかし、その努力に反して息子は大きくなりません。約3年が経った頃、彼には深刻な食物不耐性があると分かりました。問題の食材を除くと、彼の背丈は数か月で13センチも伸びました。私は息子の発達を妨げる食べ物を知らずに与えていたと知って悲しみましたが、彼の目覚ましい成長を喜びました。

新しい名で呼ばれる

マーク・ラバートンは次のように書いています。「音楽家の友人から、音楽性豊かだと言われたときは感動しました。そんな風に言われたことは一度もありません。楽器が弾けたわけでも、ソロで歌えたわけでもありません。それなのに、その人に知られ、愛されていると感じました。…私の内にある真実な何かに目を留めてくれたと感じたのです。」

もしあの時、知っていたら

通勤の車で「親愛なる若い私へ」という歌を聴きました。その歌は、今の自分が昔の自分に会いに行ったなら何と言いますか、と優しく問いかけます。私は、今ほど賢明ではない若いときの自分に伝えたい知恵や警告を、いくつか思い浮かべました。もう一度やり直せるなら…と、人生のある時点で考えたことの無い人がいるでしょうか。