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あわれみ

新型コロナウイルス感染症のためにクルーズ船の乗客は船内での隔離生活を余儀なくされました。『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙に掲載されていた乗客のインタビューによると、隔離生活で夫婦の会話が増えたといいます。ある人は、自分の過去の失敗を覚えている妻の記憶力がすごかったと冗談を言っていました。

赦す愛

夫の大叔父ピートと妻のルツは、記念すべき結婚80周年を2021年5月31日に迎えました。彼らは1941年、ルツが高校生だった時に出会い、どうしても結婚したくて、彼女の卒業式の翌日に駆け落ちしたのです。二人とも、神に引き合わされて今日まで導かれてきたと信じています。

キラキラしたものと闘う

米国の1960年代の人気ドラマ『メイベリー110番』の中で、息子の人生は息子に決めさせるべきだと、主人公が諭される場面があります。しかし、彼は反論します。「それは違う。彼らはキラキラのリボンのついたものに飛びつく。罠が仕組まれていたと気付いたときには手遅れだ。間違った考えは、華やかな包みでくるまれていて良く見えるから、長い目で見るとダメなんだと説得するのは難しい」と語り、親が正しい模範を示して「誘惑を寄せ付けない」ように助けなければ、と結論づけました。

損はない

友人のルエルは高校の同窓会に行きました。マニラ湾に面した級友の豪邸に200名が集まったのですが、そこで引け目を感じました。彼は、田舎の教会の牧師として、長年、喜んで奉仕してきました。なのに、ダメだと知りながら、クラスメートの財力を羨ましく思ったそうです。「自分の学歴を使ってビジネスマンになっていたら、どんな人生だっただろうかと要らぬことを考えてしまった」と、私に告白しました。

見つかった喜び

海岸を散歩していると、金属探知機を使っている人と出会いました。「私は『指輪の達人』と呼ばれています。今年は、すでに167個見つけました」とのこと。名前入りもあって、遺失物として届けた後にネットに投稿し、引き取り手があったか確認します。何年も前に失くしたという人が来たこともあるそうです。彼は、そういう時の持ち主の顔を見るのがたまらないと言います。私も金属探知の経験はありますが、めったにしません。そう言うと、彼は「やらなければ、醍醐味は味わえませんよ」と言いました。

救いの御手

ブロガーのボニー・グレイは、嵐のような悲しみに囚われたと語ります。最高に幸せだった時期に、突然、理由もなく、パニックや抑うつ感に襲われたのです。何とかしようといろいろと試してみましたが、やがて、その状況に1人で立ち向かえるほど自分は強くないと悟りました。彼女は次のように語ります。「あの抑うつ感が去るように、誰にも何も言わず1人で祈りました。信仰が弱いなどと言われるのが嫌だったからです。しかし、神は、痛みから目を逸らさせたり、自分で自分を責めたりさせたいとは思っておられません。私たちを癒やされたいのです」。彼女は、神の臨在に慰められ、癒やされていきました。神は、逆巻く大波から守ってくれるいかりでした。

嫌な臭い

以前、椅子でくつろいでいると、末娘が2階から降りてきました。そして、まっしぐらに向かって来るや、私の膝に飛び乗りました。ハグをして、おでこに優しくキスすると、娘はキャッキャッと声を上げました。しかし、すぐに顔をしかめ、コーヒーカップを厳しい目でちらっと見ると、真顔でこう言いました。「パパのこと、大好きよ。でも、パパの匂いは嫌い」

燃えるような愛

詩人、画家、銅版画職人のウィリアム・ブレイク(1757-1827年)は、45年間の幸せな結婚生活を送りました。彼と妻のキャサリンは、結婚式の日から彼の亡くなる1827年まで、夫婦で支え合って創作活動をしました。キャサリンはウィリアムのスケッチに彩色を施し、互いに対する献身で、長年の貧乏生活や他の試練を乗り越えました。病の床にあった最期の数週間でさえ、彼は絵を描き続け、最後のスケッチは妻の顔でした。キャサリンは、その4年後、夫の鉛筆を握りしめて亡くなりました。

しかし、わたしは言います

少年時代、「みんながどうかは分かった。でも、うちはね……」と、母によく言われました。日々の同調圧力に迎合しないことを教えたのです。大人になっても、周りに流されがちなことには変わりません。例えば、「前向きないい人とだけ付き合えばよい」と、最近は言われますが、「イエス様もそうするかしら」と、まず問うべきでしょう。