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知ることと愛すること

スポーツ記者で34歳のジョナサン・ジャークスは「僕の息子は君を知っている?」という手記を書き、末期がんの闘病と遺される妻と幼い息子に対する思いを綴りました。キリスト者のジャークスも父を早く亡くしました。彼は寡婦や孤児の世話を促すみことばを示し(出22:22、イザ1:17、ヤコ1:27)、「天国で会う時に僕が尋ねることはただ一つ。僕の息子と妻に良くしてくれた? ……息子は君のことを知っている?」だと友人たちに宛てて書きました。

心の目を開いてください

超早産児として2001年に生まれたクリストファー・ダフリーは、里親制度を通して叔母家族の養子になりました。盲目で自閉症とも診断されましたが、4歳の時、絶対音感があると分かりました。6年後には教会で「我が心の目を開いてください」を歌い、その様子を数百万人がネット動画で視聴しました。2020年、ダフリー氏は障害者擁護の活動家になりました。そして、神のご計画に心の目を開き、無限の可能性を証明し続けています。

傷ついた者たちの希望

メジャーリーグ選手のアンドレルトン・シモンズは「他人には見えないし理解もできない傷が誰にだってある」と正直に語りました。2020年のシーズン終盤に精神的な問題を打ち明け、戦線を離脱したのです。彼は、同じ悩みを抱える人を励まし、そうでない人には思いやりを示すよう促すために、自分の話をしなければと感じた、と振り返っています。

スローファッションの恵み

ファストファッションは、低価格で大量生産、大量消費される服のブランドのことです。それらの商品は、店頭に並ぶや否や流行遅れになり、毎年大量の商品を廃棄する企業もあるといいます。一方、それに対抗する#スローファッションという動きがあります。

私たちに必要な知恵

ジョン・M・バリーは、1918年のスペイン風邪大流行について、著書『グレート・インフルエンザ―ウィルスに立ち向かった科学者たち』の中で詳述しています。彼は、保健当局は大流行を予測していたと明かしています。第1次世界大戦の最中、何十万もの兵士が密になって過ごす上に国境を超えて移動するので、新種ウィルスは拡散します。しかし、この知識は悲劇を食い止める役に立ちませんでした。権力者たちは助言に耳を貸さず、戦果を優先して、国民の戦意高揚に勤しみました。疫学者たちは、戦争に殺された約2千万人に加え、およそ5千万人が伝染病で亡くなったと見積もっています。

選択

友人が亡くなって半月ほどして彼女の母と話す機会がありました。「いかがですか?」と聞くのはちゅうちょされました。だって、悲しいに決まっています。しかし、その気持ちを押して尋ねました。すると彼女は「大丈夫。私は喜びを選ぶから」と答えました。

もっと良いことはある?

エリックは20代前半でイエスの愛を知り、通い始めた教会で聖書の学びを助けてくれる人に出会いました。しばらくすると少年たちのスモールグループで教えなさいと促されました。

準備万端

母は2020年11月27日、95歳で帰天しました。新型コロナウイルス感染症流行の影響で親族や友人が集う葬儀は行えず、代替手段で彼女の人柄を偲びました。私たちは、主にまみえる準備は万端、熱望さえしているという母の信仰に慰められました。自身の生き方が証明するその確かな希望で、彼女は死に向き合うことができたのです。

いのちを見つける

ブレットがキリスト教系大学で聖書を専攻するのは自然な成り行きでした。クリスチャンに囲まれて育ってきたからです。牧師になりたいとさえ思っていました。