差別せずに親切にする
米国の作家、アン•ハーバートは1982年、レストランのランチョンマットに、「見返りを求めない小さな親切を、時や場所、相手を限定せずに実践しよう」と走り書きしました。この言葉は多くの人の共感を呼び、読み物や映画や文学を通じても普及しました。
素朴な言葉の力
父の病室に笑い声が響いていました。見舞客は、初老のトラック運転手ふたり、元演歌歌手、町工場の熟練工、農家の主婦ふたり、そして私です。
光の中で生きる
暗い朝でした。はがね色の雲が低く垂れ込め、部屋は薄暗かったので、明かりをつけて本を読み出しました。しかし、ちょうどその時、突然部屋が明るくなりました。外を見ると、風が東に雲を押しやって、切れ間から太陽がのぞいていました。空の様子をもっと見ようと窓に近づくと、「やみが消え去り、まことの光がすでに輝いているからです」(Ⅰヨハ2:8)という聖書の一節が心に浮かびました。
いつも親切に
子どもの頃、L.フランク・ボームのオズ・シリーズを愛読していましたが、最近、初版と同じ挿絵の入った「オズのリンキティンク」を見つけて、心優しいリンキティンク王の姿に、大笑いしました。青年のインガ王子は、堅実な善良さに満ち溢れた王様について、「彼は心優しく親切です。それは、賢さ以上に素晴らしいことです」と語ります。これは単純ですが、的を得たコメントです。
聞くだけの人と行動する人
夜中、牧師をしている夫に電話がありました。一人暮らしの教会員が病院に搬送されたと言います。彼女は70歳代で、祈りの戦士でした。病気は重篤で、何も喉を通らず、歩くことも、目を開くこともできません。私たちは生死の淵をさまよう姉妹のために、神のあわれみと助けを祈りました。気がかりなのは、彼女の看病です。教会の人たちは即座に行動し、24時間体制のスケジュールを組んで交代で世話をしました。そればかりか、他の患者や見舞客、病院のスタッフにもキリストの愛を行動で示しました。
言葉に気をつける
メールの送信ボタンをクリックするや、宛先を間違ったことに気づいたり、キツいことを言ったかもしれないと思って、送信を停止できれば良いのにと思った経験はありませんか。実は、それができるようになりました。送信ボタンをクリックしてから、メールがパソコンを離れるまでに若干の猶予を与えることで、数秒間のうちは送信を取り消せるという機能が、いくつかの会社から提供されています。しかし、この数秒を過ぎると、メールを取り返すことはできません。取り消し機能は万能薬ではなく、むしろ言葉に注意しなさいと気づかせてくれる機能だとみなした方が無難でしょう。
常識を覆す
荒野の旅は大変ですが、アウトドア派の人たちにとっては魅力的です。そこではフィルター付きの水筒を持参し、途中の川などで給水します。この水筒は傾けても水が出ません。ここから飲むには、通常と正反対のことをします。つまり、水筒に思いっきり息を吹き込むと、水がフィルターを通って出てくるのです。
取り込む価値はありますか?
体重57キロの人が240キロカロリーを燃焼するためには、時速8キロで30分走らなければなりません。これは私の好物、地元シンガポールで人気のエッグ・ロティプラタ一枚分のカロリーです。ジムに行き始めて以来、カロリーは私の関心ごとになりました。食べ物を見ると、常にカロリーを考えます。
かぐわしいかおり
調香師とは、香料をブレンドして香水を作る人のことです。ちょっと匂いを嗅いだだけで、それは誰が何を調合して作った香水か、言い当てられる調香師がニューヨークにいるそうです。