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赤いドレスプロジェクト

イギリス人アーティストのカースティ・マクラウドは「赤いドレスプロジェクト」を発案し、84枚のワインレッドのシルクの布が、13年間、世界を旅しました。各地でその布に300人以上の女性(と数人の男性)が自分たちの物語を刺しゅうし、それでドレスが仕立てられました。彼女たちの多くは、社会で差別されたり、貧困に苦しんだりしている人々です。

イエスのように

研究者たちは2014年、オレンジ色のピグミーシーホース(タツノオトシゴの一種)のつがいをフィリピンの海で捕獲し、生息地のオレンジサンゴの一部と共にカリフォルニア科学アカデミーに運びました。ピグミーシーホースの身体の色は、親に由来するのか、環境に由来するのかを調べるためです。くすんだ茶色の赤ちゃんが生まれると、彼らは紫サンゴを水槽に入れました。すると、オレンジ色の親から生まれた赤ちゃんの身体が、紫色に変化しました。ピグミーシーホースは弱い生き物なので、環境に溶け込む天賦の力が生き残るために不可欠です。

手放す

本屋の店員のキースは、店主が2日間、休みを取って不安でした。店は順調でしたが、キースは、きちんと留守番ができるか心配でした。それで、あれもこれもと、全ての業務を神経質に細かく確認しました。ついに店主は「やめなさい」とビデオ通話で言いました。「君がやるべきことは、毎日のメールの指示に従うことだけだ。心配するな、キース。店の責任は私にある。君にではない」

どちらの知恵を求めるか

強盗が2018年のイースター直前にスーパーに押し入り、2人を殺し、1人の女性を人質にしました。救出が難しくなった時、ある警察官が身代わりになると申し出ました。

わたしは無名! あなたは?

エミリー・ディキンソンは、「わたしは無名! あなたは?」で始まる詩を書いて、認められようと頑張ることを茶化しています。「有名になるって、いったいなにがおもしろいの?まるで沼地の真ん中の蛙みたい。自分の名前を大声で連呼して、六月のあいだじゅう見わたすかぎりの泥に拝まれて!!」

優先事項

スタンフォード大学の研究チームは、2009年、200人以上の学生を対象に、作業と記憶の実験を行いました。すると驚いたことに、一つずつ作業をこなすことを好む学生の成績が、複数の作業を並行して行うことが得意だという学生より良かったのです。複数の作業を同時にすると注意が散漫になり、不必要な情報の排除を困難にしたようです。気が散って集中できなかったわけです。

たましいの自由

彼らにパイロットの資格はありません。大学も卒業していません。ライト兄弟は空を飛ぶ夢と勇気を持った自転車の修理工でした。1903年12月17日、彼らのライト・フライヤー号は4回の飛行に成功。最長飛行時間はたった1分でしたが、世界を変えました。

イエスのまねをする

インドネシアの海やオーストラリア北東部のグレートバリアリーフに「変装の達人」が生息しています。タコの一種、ミミックオクトパスです。他のタコと同様、皮膚の色を変化させて周囲の色に溶け込めるだけでなく、擬態して捕食者をかわします。毒を持つミノカサゴや凶暴なウミヘビなどをまねた形や泳ぎ方、動きをするのです。

真実を求める人々

教会を混乱させている論争があるというので、それは何かと尋ねると、「地球が平らかどうか」だと言いました。また、クリスチャンの男性が「奥の部屋」に監禁されている子どもたちを救出しようと武装してレストランに乱入し、逮捕された、と報道されました。「奥の部屋」はありませんでした。どちらも騒ぎの発端はネットの偽情報でした。