衰え君
喉の痛みがあり、インフルエンザと診断されました。それが気管支炎を引き起こすと百日咳になり、進行して肺炎になりました。百日咳と呼ばれるだけに、身体の節々が痛む咳が8週間あり、私は現実を突きつけられました。私は高齢ではありませんが、老いを感じ始める年齢です。教会の仲間は、自分たちを襲う健康問題に「衰え君」と面白おかしい名前をつけていますが、「衰え君」の活躍は少しも面白くありません。
予期せぬ客
ザックは孤独でした。街中では敵意ある視線を感じます。しかし、すべてが変わった後、キリスト教の有名な牧師となりカイザリヤで奉仕したと、古代教会の指導者アレクサンドリアのクレメンスは述べています。ザックとは、いちじく桑の木に登った取税人のかしらザアカイのことです(ルカ19:1-10)。
神の子どもたち
不妊に悩む夫婦向けの講演会で話をしました。教会とは無関係の集会でしたが、「親にならなくても意義ある人生が送れます。神が尊く造られた人生には目的があります。それを見つけてください」と、子の無い当事者として語りかけました。
希望を選ぶ
私は世界で多くの人が悩まされている季節性感情障害(SAD)を患うひとりです。これは、冬の日が短く、太陽の光をあまり浴びられない地域に多いうつ病の一種です。凍てついた冬の呪いが永遠に続くのではと不安になると、私は、昼が伸び、暖かい日が訪れる兆候はないかと探し始めます。
別れと出会い
弟のデービッドが心不全で突然亡くなって、私の人生観は一変しました。彼は、7人兄弟の4番目でしたが、一番先に逝ってしまいました。予期せぬ死別は、私に熟考を促しました。歳を重ねると、家族にとって、将来は得ることより失うことが多いのは明らかです。出会いと同じくらい別れがやってくるでしょう。
希望の花
フィラデルフィア市の雑草だらけの空き地を整備して花や樹木を植えて明るくすると、近隣の住民、特に経済的に苦しい人たちの心に良い影響を与えたといいます。ペンシルベニア大学医学大学院の准教授、ユージニア・サウス博士は、「緑地が心の健康に良い影響をもたらすと分かってきました。特に貧しい地域に住む人々にとって緑地は重要です」と述べています。
光の守り人
ノースカロライナ州の沖合、ハッテラス島の岬にある灯台には、1803年以来、灯台を守ってきた人たちの記念碑があり、彼らは「光の守り人」と呼ばれています。
日食
日食メガネと手作りのムーンパイを準備して絶好の観察ポイントに行き、全国のアメリカ人とともに皆既日食という稀な現象を観察しました。
たとえ火の中、水の中
映画『ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男』は、南北戦争の脱走兵ニュートン・ナイトとその仲間、そして奴隷たちの物語です。彼らは北軍を助け、戦後は奴隷制度に抗いました。英雄と言われるナイトですが、脱走し、負傷した際、ふたりの奴隷に救われました。人里離れた沼地に運ばれ、介抱されたのです。見捨てられていたなら死んでいたでしょう。