話の続き
ポール・ハーヴェイは、アメリカで60年以上も親しまれたラジオのニュースキャスターです。「皆さんもご存じのあのニュース。少しお待ちください。この後、話の続きをお伝えします」と優雅な語り口で始まる番組が人気で、短いコマーシャルの後に、有名人の秘話が続きました。しかし、名前などは最後まで明かされません。そして「さて、さて」の後に絶妙の間があって「もうお分かりですね。それが話の続きです」という決まり文句で楽しく終わりました。
本物のイエス
読書会が始まって小説のあらすじの説明がありましたが、ジョアンには話の流れも登場人物も全く覚えがありません。やがて、間違えて課題図書と似た題名のノンフィクションを読んだからだと気付きました。その別の本も確かに面白かったのですが、正しい本を読んだ仲間たちと意見交換することはできませんでした。
あなたはどなたですか?
ルイス・ロドリゲスはコカインを売って16歳で服役し、成人すると今度は殺人未遂で無期懲役となりました。しかし、神はその只中で彼に語られました。ルイスは、信仰深い母に連れられて教会に通っていた少年時代を思い出し、神に捕えられたと感じて、己の罪を悔い改めキリストを信じました。
小さな始まり
一般に「世界の七不思議」といえば、7つの古代建造物ですが、ブルックリン橋は、1883年の完成当時、8番目の不思議と言われました。しかし実際は、橋塔から橋塔に張られた細い1本のワイヤーで始まりました。やがて、各々5千本以上の亜鉛メッキのワイヤーをより合わせた巨大な4本の鋼索による吊り橋が完成しました。