驚くべき愛
旧約聖書の史実の中で、最後の一大事はエルサレム帰還です。神は捕囚の民をエルサレムに帰らせ、再び住まわせてくださいました。人々は故郷に戻り、神殿を再建し、城壁を修復しました。このことはエズラ記とネヘミヤ記に記されています。
偉大なる犠牲
英国で20世紀初頭に革新的ジャーナリストと言われたW.T.ステッドは、論争を起こすような社会問題を取り上げることで知られていました。彼の記事には、十分な数の救命艇を装備しないまま運航されている、客船の危険を問い正したものもありました。ところが皮肉なことに1912年4月5日、北大西洋で氷山に接触して沈没したタイタニック号に乗りあわせたのです。報告書によると、ステッドは女性や子どもたちの救助を手伝った後、自分は救命艇に乗ることを辞退して他の人を助けたといいます。
ハリウッドの丘の十字架
南カリフォルニアの山肌にある「HOLLYWOOD」の文字は、有名なシンボルです。そのハリウッドには世界中から観光客がやって来て、スターに遭えるかもしれないと胸を躍らせたり、セメントタイルにつけられた有名人の手形足形を見物したりします。
オリーブ搾りの石
ガリラヤ湖畔のカペナウムの村を訪れると、古いオリーブ搾りの石を見学することができます。玄武岩で掘られたこの石は、二つの部分、土台の臼とぐるぐる回す輪から成り立っています。臼は大きくて丸く、内側が削り取られて桶のようにくぼんでいます。このくぼみにオリーブの実を入れ、その上に重い石の輪を転がして、油を搾ります。
小屋についての物語
その高級感ただよう古いログハウスは、主人が自ら切り出した木で建てられ、雑誌の表紙を飾るにふさわしいものでした。しかし、それは価値ある宝の半分にすぎず、もう半分は室内にあります。壁には数々の家宝が飾られ、食卓には手編みの籠や骨董の盆、ランプが置かれていました。玄関の戸には古い帽子がかけられています。「ここにあるすべての物には物語があります」と家主は自慢げに語りました。
水が頬を赤く染めるとき
百聞は一見に如かずと言いますから、カメラやビデオの発明後にイエスが来られたなら、もっと多くの人が信じたのではないでしょうか。しかし、ラビ・ザカリアス牧師は、そうではないと言います。彼は、言葉は何千枚もの写真に勝ると言い、その例としてクラショーの詩の一節、「意識ある水は自らの主を見て頬を赤く染めた」を挙げました。たった一行でイエスの最初の奇跡(ヨハ2:1-11)の神髄が示されました。大工が水を葡萄酒に変えることはありません。水はイエスが己の創造主だと分かったのです。
開かれた道
チャーリー・シフォードは、1961年まで「白人限定」の規約があったプロゴルフ協会(PGA)に初めて登録された黒人選手です。差別やいやがらせを受けながらも素晴らしい成績を収め、トーナメントで2度の優勝、そして、2004年には殿堂入りを果たしました。彼はあらゆる人種の人たちに、プロゴルファーになる道を開きました。
裏メニュー
巨大サンドイッチの「ミート・マウンテン」は、六種類の肉に鶏のささみ、ベーコン、チーズなどが盛られています。当然レストランの看板メニューかと思いきや、実は裏メニューです。競争の激しいファストフード業界では、ソーシャルメディアや口コミのみで知られる裏メニューで、情報通の顧客を獲得しようとしています。
天国の門
イタリアの彫刻家ロレンツォ・ギベルティ(1378-1455)は、フィレンツェのサン・ジョヴァンニ洗礼堂にあるブロンズの扉に、イエスの生涯を描く数々の浮き彫りをほどこしました。長年かけて彫られたこれらの作品は非常に感動的で、ミケランジェロが 「天国の門」と呼んだほどです。