Category  |  キリスト、救い主

開かれた道

チャーリー・シフォードは、1961年まで「白人限定」の規約があったプロゴルフ協会(PGA)に初めて登録された黒人選手です。差別やいやがらせを受けながらも素晴らしい成績を収め、トーナメントで2度の優勝、そして、2004年には殿堂入りを果たしました。彼はあらゆる人種の人たちに、プロゴルファーになる道を開きました。

裏メニュー

巨大サンドイッチの「ミート・マウンテン」は、六種類の肉に鶏のささみ、ベーコン、チーズなどが盛られています。当然レストランの看板メニューかと思いきや、実は裏メニューです。競争の激しいファストフード業界では、ソーシャルメディアや口コミのみで知られる裏メニューで、情報通の顧客を獲得しようとしています。

天国の門

イタリアの彫刻家ロレンツォ・ギベルティ(1378-1455)は、フィレンツェのサン・ジョヴァンニ洗礼堂にあるブロンズの扉に、イエスの生涯を描く数々の浮き彫りをほどこしました。長年かけて彫られたこれらの作品は非常に感動的で、ミケランジェロが 「天国の門」と呼んだほどです。

最高の幸せ

子どもの頃、「みんながしている」という台詞には説得力があると思っていましたが、違いました。私の両親はどんなに頼んでも、良くないと思うことは絶対に許しませんでした。大人になると、我を通すための言い訳も増えます。人に迷惑をかけない、法律に違反しない、相手が先に仕掛けた、決してバレない…。そこには、自分の思いが何よりも大切、という信念が隠れています。

壊れやすい贈り物

壊れやすい物を送るとき、「こわれもの注意」と書いた赤いラベルを貼って注意を促します。神から私たちへの贈り物も、壊れやすい器に入っていました。何と、赤ん坊です。私たちは最初のクリスマスを絵に描いたような美しい情景だと思いがちですが、子どもを産んだことのある人なら誰でも、そんなことはないと言うはずです。マリヤは疲れ切っていたでしょう。また、不安だったことでしょう。初産の上、不衛生な場所での出産でした。マリヤは赤子を布にくるんで、飼葉おけに寝かせました。宿屋には彼らのいる場所がなかったからです(ルカ2:7)。

すべての人に合う

子どもの頃、私はクリスマスを堪能しました。ツリーの下に置かれたプレゼントは、どんなおもちゃだろうとわくわくしました。それなのに洋服だったときは、がっかりでした。そんな私に昨年のクリスマス、子どもたちが派手な靴下をくれました。「すべての人に合うサイズ」でしたから、私にもぴったりでした。

驚くべき愛

友人のダヴィディーンは、夫を亡くして初めてのクリスマスが近づいたとき、私たちに手紙をくれました。その中に、イエスがお生まれになった日の天国を想像した一文がありました。「いつかその日が来ると、神は覚悟されていたでしょう。三位一体のお方なのに、私たちのためにバラバラになることを承諾されたのです。天の御子は天からいなくなり、天国はひっそりしました。」

パクス・ロマーナ

戦争の痛みを償える人はいません。それなのに、あるウェブサイトによると、現在、64カ国で何らかの武力衝突が起こっているといいます。それは、いつ、どのように終わるのでしょう。私たちは平和を望みます。しかし、正義を犠牲にした平和では困ります。

最終節

アメリカの詩人ヘンリー・ワーズワース・ロングフェローは1861年の夏、妻フランシスを大やけどで亡くしました。その年のクリスマス、彼は日記に「この時期は言葉にできないほど悲しい」と記し、翌年には「メリークリスマスと子どもたちは言うけれど、そういう気にはなれない」と記しました。南北戦争が長引いていた1863年、息子は彼の意に反して戦地に赴き、重傷を負いました。その年のクリスマス、教会の鐘が鳴り、辛い日の訪れを告げました。ロングフェローはペンを取り、「クリスマスの日、私は鐘の音を聞いた」と詩を書き始めました。