Category  |  クリスチャンの共生

分断するもの

クリスチャンの難民が地域教会に加わり、教会はチャレンジを受けています。元々の教会員たちは、難民を暖かく迎え、彼らの文化や言語、礼拝形式の違いを学んで適応していかなければなりません。その過程で居心地の悪い状況も生じます。複数の人がいれば、誤解や意見の相違は当然で、教会も例外ではありません。しかし、互いの違いを健全に取り扱わなければ分断が生じます。

レースを完走しよう

リオ五輪でふたりの選手が世界中を感動させました。陸上女子5千メートルでニュージーランドのニッキー・ハンブリン選手とアメリカのアビー・ダゴスティーノ選手は、およそ3200メートル地点で接触し転倒しました。アビーは先に立ち上がりましたが走り去らずにニッキーを起こしました。しかし転倒で右足を痛めたので、走り出すとよろめきました。すると今度はニッキーが立ち止まり、アビーを励ましました。そして、よろめきながらゴールした彼女をしっかりと抱き止めたのです。何と麗しい姿でしょう。

平和のきずな

考え方の違いをメールではっきり伝えたところ、相手から返事が来ません。私は立ち入り過ぎたのでしょうか。言い過ぎたのでしょうか。しつこく迫って、状況を悪化させたくありませんでしたが、この問題を解決しないまま、彼女が外国に行ってしまうのも良くないと思いました。このことが数日間、何度も頭をよぎり、彼女のために祈っては、神の導きを求めました。

成長

幼い孫が友だちと、Tボールで遊んでいるのを見物するのは愉快です。幼い子は、違う方向のベースに走ったり、ボールを取ってからどうして良いのか分からず戸惑ったりします。プロ野球の試合なら、そんなミスは面白くはありません。しかし、スポーツを始めたばかりの幼い子が、どうするべきか分からなかったり、きちんとできなくても当然です。要するに成熟度の問題です。

天国のヒント

私の集う教会から通りを挟んだ所に、世界的に有名な植物園があります。そこで地域の教会の親睦会が催されました。私は園の中を歩き、植物を熟知する人たちが丹精込めて育てた木や花を見ながら、昔からの知り合いに挨拶をしたり、久しぶりに会う人たちと近況を分かち合ったりしました。その催しは、天国はこういうところかしらという、教会のあるべき姿を象徴するものに富んでいたように感じました。