協力しよう
なぜ、わざわざお金を払って、垂直の壁を登り、泥の中を進み、水が流れ落ちる垂直パイプの内側をよじ登るといった何キロもの障害物競争に、毎年500万人もの人が参加するのでしょう。自分の限界を試すため、恐れを克服するため、と言う人たちがいる一方で、その魅力は、競争する者同士が互いに助け合い支え合う協力だと言う人もいます。このコースを「無批判ゾーン」と呼んだ人がいます。レースを走り切るために見知らぬ人たちが協力する場所だからです(ステファニー・カノヴィッツ、ワシントン・ポスト紙)。
祝福のバスケット
パソコンで仕事をしているとメールの着信音がしました。普段はすぐにメールを開くという誘惑にあらがっているのですが「あなたは祝福です」というタイトルに引き寄せられました。そこで、それを開いてみると、遠方の友人が私たち家族のために祈ってくれているというメッセージでした。彼女は、毎週、台所にある「祝福のバスケット」から友人や知人の写真を撮って壁に貼り出し、その家族のために祈るのです。そのメールには「私は、あなたがたのことを思うごとに私の神に感謝し…」というピリピ1章3節のみことばが書かれ、私たちが神の愛を頑張って伝えていることについて「福音の同志」だと述べていました。
普段の生活
食料品をトランクに積み込み、ゆっくり車を出そうとすると、突然、男の人が前を横切りました。こちらに全く気づいていません。とっさにブレーキを踏み、止まりました。その人はびっくりして顔を上げ、私と視線が合いました。むっとするか、「大丈夫よ」と笑顔を向けるか、それは私の選択です。私は笑顔を選びました。彼の顔に安堵と感謝の表情が浮かびました。
レースを完走しよう
リオ五輪でふたりの選手が世界中を感動させました。陸上女子5千メートルでニュージーランドのニッキー・ハンブリン選手とアメリカのアビー・ダゴスティーノ選手は、およそ3200メートル地点で接触し転倒しました。アビーは先に立ち上がりましたが走り去らずにニッキーを起こしました。しかし転倒で右足を痛めたので、走り出すとよろめきました。すると今度はニッキーが立ち止まり、アビーを励ましました。そして、よろめきながらゴールした彼女をしっかりと抱き止めたのです。何と麗しい姿でしょう。
ひとりで走らないで
夫のジャックは初マラソンをひとりで走り、42キロ地点で力尽きてしまいました。給水場で水を飲んだ後にコース横に座り込むと、数分経っても立ち上がれません。もう棄権しようと思ったとき、ケンタッキー州から参加した中年の教師の二人組がやって来ました。まったく知らない人たちでしたが、一緒に走ろうと声をかけてくれました。すると突然、力がよみがえってきました。ジャックは立ち上がり、ふたりの女性ランナーに付き添われてレースを完走しました。
神の慰めをあかしする
友人の自作の器が配送中に壊れ、大小の破片や土の粉になりました。私は夫に破片をくっつけてもらい、飾り棚に並べました。この器のように、私にも傷跡があります。それは、神が許された試練を乗り越えて立っていることを証明する傷です。この器を見ると心が癒されます。そして、神が私をどう取り扱われたかを分かち合うことが、今、苦難の中にある人々の助けになると今また、教えられました。
互いに励まし合う
言葉の力は侮れません。従業員の関わり方によって、その会社の顧客満足度や利益、また従業員同士の評価のレベルが変わるといいます。ある研究によると、会社で業績トップのチームでは、互いを認め合う温かい言葉が、論争、批判、皮肉の6倍、業績最下位のチームでは、否定的な言葉が役立つ言葉の3倍近く発せられていたと言います。
励ましの贈り物
マール・ハガードの「12月をやり過ごせたら」に登場するのは、失業して幼い娘にクリスマスの贈り物を買えない父親です。一年で最も楽しいはずの時に、彼はみじめでした。苦難は12月特有ではありませんが、華やかさが増す時は大変です。ちょっとした励ましでも、大きな力になるかもしれません。
何かが変わるために
感謝祭の過ごし方についてゲリーは、家族のみんなが神に感謝していることを順番に話す、と言いました。ランディーは、「家族で賛美をするんだけど、おばあちゃんは止まらなくなるんだよ」と言いました。家族で会食をして祈ると言った人は、父親について、「亡くなった父は認知症だったけれど、感謝の祈りはしっかりしていた」と言いました。エミリーはこれを聞いて羨ましくなり、自分はみじめだと感じて、「うちは七面鳥を食べてテレビを見るだけで、神のことを話したり、感謝することはないわ」と思いました。