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ともに苦しむ

アンザック・デーは、2015年4月25日に100周年を迎えました。この日はオーストラリア・ニュージーランド連合軍(両国の頭文字ANZに軍団を意味するCorpsのCを加えて「アンザック」)が第一次世界大戦に参戦し、協力して戦争の脅威と戦ったことを記念する日です。また、兵士たちに敬意を表す日であり、両国では祝日です。

ジョニーの レース

ジョニー・エイガーは19歳のときに5キロマラソンを完走しました。支えてくれた大勢の家族や友人は、それを喜び、祝ってくれました。

休息の木

私の仕事場の向かい側のとうもろこし畑には、不思議な光景があります。農場主は一帯の木を切り倒してとうもろこしを育てているのですが、不思議なことに、畑の中に1本だけ木が残っていて大きく枝を広げています。しかし、謎が解けました。その木には目的があったのです。

ボルトとブレーク

ジャマイカのウサイン・ボルトとヨハン・ブレークは、2012年、ロンドン・オリンピックの100メートル、200メートル走でともに金・銀メダルを取り、歴史に名を残しました。トラック上ではライバルであっても、ボルトはトレーニングパートナーであったブレークをたたえて「何年もの間、ヨハンと切磋琢磨してきました。彼のおかげで、気を抜くことなく、全力で練習できました」と語りました。この言葉から、ふたりがトラックの上で成功できるよう、互いに刺激しあってきたことがわかります。

助け癒やすことば

ペンシルベニア州のゲティスバーグで1863年11月19日、国立戦没者墓地の奉献式が行われ、ふたりの有名人が演説しました。基調演説はエドワード・エヴァレット。元国会議員、州知事であり、ハーバード大学の学長も務めた人で、当時の最も優秀な演説家のひとりでした。彼は2時間にもわたる、公式の演説を行いました。それにつづいてリンカーン大統領が、2分間の演説をしました。

あわれみの力

作家であり、キリスト教の弁証論の著名な学者であるフランシス・シェーファーは、難読症という学習障害の持ち主でした。そのため、単語を正しく綴ることができません。大学の成績もふるいませんでした。試験やレポートを書くと、いくつもの単語の綴りを間違えてしまうからです。大学一回生のとき、ある教授が言いました。「この哲学の論文は、今まで読んだ中で最も素晴らしいものだ。しかし、綴りの間違いは最悪だ。君に合格点はあげられない。本当に困るね。」

順送り

長い間、人を見てきて気づいたことは、苦しみを体験した人たちは、苦しんでいる人たちにすぐに手を差し伸べるということです。子どもを亡くして苦しんでいた若い夫婦に手を差し伸べたのは、自分たちも子どもを亡くしたことのある夫婦でした。収入の当てを失った夫婦に即座に手を差し伸べたのは、過去に家や家財を差し押さえられ処分されてしまった夫婦でした。私は、互いに支え、互いに励まし合うキリストのからだを何度も目にしてきました。このクリスチャンたちは学びました。自分の辛い体験を用いて、同じような困難の中にいる人たちに手を差し伸べることができるのだと。

若僧

ダレル・ブリザードは高校を卒業すると、自分が育った養護施設を出てアメリカ陸軍の航空隊に入りました。当時は第二次世界大戦の最中だったので、彼は平時ならもっと年上で経験豊富な人が担う任務につきました。彼は後年、取材に答えて、戦闘機B-17のパイロットになる前に操作した最大のものは4頭のラバをつないだ鋤だったと話しました。

静かに励ます人たち

1年で聖書を!
◆ イザヤ書1-3
聖書のみことば 使徒11:22-26
 
みなが心を堅く保って、常に主にとどまっているようにと励ました。―使徒11:23

私が最も敬愛する性格のひとつは、静かにさりげなく励ます思いやりです。私が退院して家に帰ったとき、(数日前に手術を受けた)友人のジャッキーは、神の約束に関する本を送ってくれました。