道をそれる
夫婦で初めて仕事をしたとき、グズグズすることが私の一番の問題だとはっきり分かりました。妻の役目は、私の文章の手直しとスケジュール管理でした。一方、私の仕事は、妻をいらだたせることのようでした。とは言え、私が締切りや方向性に抵抗しても、大抵は結局、妻の段取りの良さと忍耐に根負けしていたのですが。
忘れてはいけないこと
人類学者アンソニー・グレーシュは、冷蔵庫の扉を見れば、その人の大切なものが分かるといいます。彼の研究班がロサンゼルスで調査したところ、各家庭の冷蔵庫の扉には、学校の予定や家族の写真、子どもの描いた絵など、平均52のものがマグネットなどで留められていました。冷蔵庫は思い出の貯蔵庫でもあるのです。
神の目にかなうことを行う
イギリスでは、家の建築や改築で手抜き工事をする業者たちを指して「カウボーイ・ビルダー」と呼んだりしますが、その言葉は実際、苦い経験をさせられた人が、恐れや後悔の気持ちとともに使うことが多いようです。
逃げるな
ジョン・パイパー師は1986年、大きな教会の牧師でしたが、辞任を考えていました。当時の日記には「失望とむなしさ。まわりは敵だらけ」とあるそうです。しかし彼は留まりました。そればかりか、その教会を超える大きな働きを組織して指導するようになりました。成功の定義は色々ですが、それでもパイパー師は成功した牧師だと言えるでしょう。しかし、もしその働きが大きくならなかったらどうでしょう。
知らないふりはやめる
どうやって私のことを調べるのか、退職金の運用を指南する講演会の案内が、次から次へと送られて来るようになりました。数年前から始まったのですが、どれも「老後の備えはしていますか」と告げています。今までは無視してきましたが、どれかに参加する日も遠くないでしょう。行動しなくてはならない時が来たのですから。
前向きな繰り返し
あるジャーナリストには、青いペンを使わないという奇妙な癖がありました。ある日、同僚が「買い物に行って来ますが、何か必要なものはありますか?」と尋ねると、ペンをお願いしたいが、「青以外を」と言いました。「青はいらない。青は嫌いだから。青は重すぎる。ボールペンを12本、買ってください。でも、青はいらないから」と言いました。さて翌日、同僚がボールペンを持って来ましたが、なんと全部青でした。説明を求められると、「だって、青、青って何度も言うから。それだけが印象に残っちゃったんですよ」と弁解しました。言葉の繰り返し効果は、てきめんでした。しかし残念ながら、狙った効果の逆でした。
未消化の知識
外国語を学んでいる学生は、試験は解けるのに、実践ではさっぱりだとイギリスの外交官ランスロット・オリファント(1881-1965)は語り、「そういう未消化の知識は役に立たない」と自著に記しました。作家バルナバ・パイパーの気づきもそうでした。彼は、「正しい答えを知っているので、自分は神に近いと思っていた。しかし、それでイエスと親しい関係にあると考えたのは、とんだ勘違いだった」と述べています。
クリスマスの誕生
御使いガブリエルは、マリヤと羊飼いに「この民全体のためのすばらしい喜び」を知らせに来ましたが(ルカ1:26-27、2:10)、若いマリヤにとって、これは良い知らせだったでしょうか。「この妊娠をどうやって家族に告げよう」「ヨセフは婚約を破棄するかしら」「村の人たちは…」「命は助かっても、この先ひとりでどうやって生きていけばよいのかしら」。彼女は、こんなふうに考えていたかもしれません。
私の手を鍛えてくださる
元NBA選手のデイビッド・ウッドがタウグレスの選手としてスペイン・カップ決勝戦を戦ったとき、私は彼に同行しました。試合の直前、彼は詩篇144篇1節の「ほむべきかな。わが岩である主。主は、戦いのために私の手を、いくさのために私の指を、鍛えられる」を読んで、「まるで僕のために書かれたようだ。神が僕の手をリバウンドが取れるように、指をシュートできるように鍛えてくださる」と言いました。彼はバスケットボール選手に召されたと信じていました。そして、神がありのままの自分を取り、神の召されたことを行えるようにしてくださると学んできました。