横道にそれる
牧場の近くに住んでいたユーモア作家のマイケル・ヤコネリは、牛は草を求めて放浪することに気付きました。牛は、より良い草地を求めて歩きつづけます。牧場の端の近くにある木の下に新鮮な草を、次には、損傷した柵の向こうに、おいしい枝葉の茂みを見つけると柵を押し倒して牧場の外に出て行きます。そして、草を食みながらさまよい歩くのです。
時を越えた手紙
毎年百万人以上の若者が国際手紙コンクールに参加しています。2018年のテーマは「あなたが時を越えて旅する手紙だとしたら、どんなメッセージを伝えたいですか」というものでした。
神聖なデュエット
小学生の音楽会に行きました。子どもの隣には先生がいて、演奏を始める前には小声で指示を与えていました。そして、子どもが主旋律を弾くと、先生が伴奏を付けて曲を豊かにしていました。また、最後には軽くうなずいて、子どもをほめていました。
喜びの理由
新学期が始まると、14歳のシー・ジェイは下校のバスからピョンと飛び降り、家まで踊って帰ります。母親がその様子を動画でシェアしました。なぜ踊るかといえば、人生を楽しみ、自分の動きで人々をハッピーにしたいからです。ある日、ふたりのゴミ収集員が、忙しい中、シー・ジェイに感化され、一緒に体を揺らし、ステップを踏み、くるくる回っていました。その姿は、心にこみ上げる喜びは伝染すると伝えます。
神を求める
夢のために頑張る人の姿は感動を与えます。知り合いの若い女性は最近、大学を3年で卒業しました。献身的に学ばなければできないことです。また、欲しい車を買うために仕事を掛け持ちして、それを成し遂げた人、毎週100人の新しい人に会うことを目標にしている営業マンも知っています。
苦しみの中の強さ
地下教会の牧師ハーラン・ポポフは、1948年、自宅から連行されました。休息無しで尋問され、10日間、食事ももらえません。スパイ容疑を否定するたびに殴られました。しかし、苛酷な取り調べを生き抜いただけでなく、彼は周りの囚人たちをイエスに導きました。11年後、ついに釈放され、2年後に亡命して家族と再会するまで母国で伝道しつづけ、その後は、聖書のメッセージの取り次ぎと、キリスト信仰に不寛容な国々で聖書を配布する活動を支える資金集めに奔走しました。
豊かな実
リサイクルショップで感じの良いランプを見つけて買いましたが、コンセントにつないでもつきません。夫が分解してみると配線がありません。電源につながる線が無いのですから、役立つわけがありません。
心底望むこと
ネズミのリーピチープは『ナルニア国物語』の中で最も勇敢な登場人物かもしれません。彼は小さな剣を振るって戦い、恐れを振り払い、朝びらき丸をくらやみ島に向かわせます。その勇気の秘密はアスランの国に行きたいという望み。「それこそ、わたしのおくぞこからののぞみですぞ」と語ります。切望が彼を王のもとに導きました。
ぶどうの木に
エマは長い間、家族の介護をしています。暗い冬の後、春が来て、ケンブリッジの自宅近くの桜の木の下を通るたびに励まされました。ピンク色の花の上に白いつぼみがほころんでいました。ある庭師が、白い花の木を接ぎ木したのです。その珍しい木を通り過ぎたとき、エマはイエスのぶどうの木のみことばを思い出しました(ヨハ15:1-8)。