Category  |  神の愛

限りない愛

口論になったとき、相手に、特に家族には「あなたはいつも」とか「あなたは全然」とか言わないようにと賢い友人がアドバイスをくれました。私たちは愛しているのに優しくなれないことがあります。しかし、神は全ての人に変わることのない愛を注がれます。

ハチとヘビ

パパの出番という種のトラブルがあります。先日、子どもたちが玄関先にハチが住みついていると言うので、殺虫剤をもって奮闘し5個所も刺されました。何とも災難ですが、妻や子どもたちが刺されるよりはましです。子どもたちは私のもとに来ました。パパが危険から守ってくれると信頼しています。

十字架を通して

同僚のトムのデスクにはガラス製の十字架が置かれていますが、それは彼と同じく癌を克服したフィルが「何事も十字架を通して見られるように」と贈ってくれたものです。十字架は神の愛と神の麗しい計画を思い出させますが、苦境にあっては神の愛よりも目下の問題に目を向けてしまいがちです。

属するということ

夜遊びをして帰宅。当時私は20歳で、神を離れていました。しかし翌朝、なぜか突然、父が牧師をしている教会の礼拝に行こうと思いました。そして、よれよれのジーンズにTシャツ、ひものほどけたスニーカーを履いて、車を走らせました。説教の内容は覚えていませんが、私を見て大喜びした父の顔は忘れられません。私の肩を抱き「息子です」と教会の皆に誇らしげに紹介してくれました。父の嬉しそうな姿は、神の愛の投影となって、数10年経った今でも私の目に焼き付いています。

混乱の中の祝福

自業自得だから、自分で何とかしなければと思うことがあります。神のあわれみを信じていても、神が助けてくださるのは、私に落度のないときだけだと考えてしまいがちです。しかし、そうでないことは、ヤコブが初めて神と出会ったときの様子から分かります。

私たちの隠れ家

初めてのアルバイトはファストフード店でした。ある土曜日の夕方、男性客に仕事は何時に終わるのかと尋ねられ、不安になりました。その人は店長からとがめられないように、フライドポテトを注文したり、飲み物を注文したりして、時間を潰しています。私の家は近所でしたが、暗い駐車場や空き地の前をひとりで歩くのが怖くなりました。とうとう深夜12時の終業時刻になり、私は事務所から家に電話しました。

大好き!

ある朝、娘の叫び声がしました。何のことかと思っていると、彼女は着ているシャツをトントンと叩きます。従姉妹のお下がりのそのシャツの胸元には「大好き」と大きくプリントされています。私は娘をハグして「大好きだよ」と言うと、彼女は心から嬉しそうにしました。

名前を呼ばれる

広告業界の人は、人の注意を最も引く言葉は自分の名前だと言います。そこで英国の某テレビ局は自社のネット放送に、視聴者をそれぞれの名前で呼ぶ広告を導入しました。テレビで自分の名前を呼ばれるのは面白いかもしれませんが、親しい人に名前を呼ばれたときの気持ちと同じではありません。

完全な父

混みあった店のカードの棚の前で、私が送るにふさわしい父の日のカードを探していました。長年の冷え切った関係は回復したものの、私は一度も父を親しく感じたことはありません。隣にいた女性は、持っていたカードを棚に戻しながら「父親とうまくいっていないけど、すべきことをしたい、という人のためのカードを誰か作ってくれないかしら」と呟き、その場を立ち去りました。