Category  |  神の愛

風変わりな慰め

リサは戸惑いました。「主がその若い者の目を開かれたので、彼が見ると、なんと、火の馬と戦車がエリシャを取り巻いて山に満ちていた」(Ⅱ列6:17)と記したカードを受取りましたが、状況に当てはまりません。「私は癌だし、流産したばかり。天の軍勢は当てはまらない。」

侵入者の駆除

夜が明ける頃、夫が起きて台所に向かい、電気がついたり消えたりするので、何をしているのかしらと思いました。そういえば前日の朝、私は台所に6本足の侵入者を見つけて叫び声を上げたのです。夫が駆けつけて駆除してくれましたが、今朝は早起きをして台所に何もいないと確かめてくれていたのです。何とステキな人でしょう。

愛に根ざす

メーガンは自分のゼラニウムから茎を切り取り、切り口を蜂蜜に漬けてから培養土の鉢に刺し「これでよし!」と言いました。私も人に分けてあげられるように増殖の方法を教えてくれたのです。蜂蜜は根付きを助けてくれるといいます。

愛の南京錠

あまりの数の南京錠に呆然としました。それらには恋人同士の名前が刻まれています。パリのセーヌ川に架けられたポンデザール橋は、永遠の愛を誓う象徴でおおわれています。南京錠の総重量が2014年には50トンにもなって、橋の一部が損傷したため、当局は、それらを取り除かなければならなくなりました。

思い出話

成人した息子が壁にぶつかった時、父さんが失業中にどれほど神に助けられたか思い出してごらんと言いました。私は、神のご真実を表す聖書の物語を指して、神は約束を守られる善良なお方だと強調しました。私の母が白血病と戦って亡くなったときも、神が支え平安をくださいました。自分たち家族の神との物語をたどりながら、「人生が酸っぱくても甘くても、神は信頼できるお方。悩むときも喜ぶときも、神のご臨在と愛、そして恵みがあれば、それで十分」と、息子を励ましました。

神の音楽を奏でる

アリアナ・アベラは、生まれつき手の十指がそろっておらず、癒着もしています。左足は無く、右足の指もそろっていません。音楽好きでリリックソプラノで歌い、スミス大学で政治学を専攻する予定でした。しかし、ある日、合唱団の指揮者に指名され、子どもの頃から隠そうとしていた手を人目にさらしました。その瞬間、彼女の将来が決まりました。教会の聖歌隊を経て、今は大学の合唱団の指揮者です。「先生方が、私にある何かを見つけてくださいました」と語ります。

神は分かってくださる

転校することになったメイベルの7歳の息子ライアンは、新しい学校の夏季キャンプが近づくとむずかることが増えました。彼女は息子の気持ちに寄り添っていましたが、ある朝、彼らしからぬ異常な不機嫌さに「一体どうしたの?」と優しく尋ねました。息子は窓の外をながめながら肩をすくめ、「分かんないよ。いろんな気持ちが湧いてくるんだ」と答えました。

不合理な恐れ

両親が3ヶ月のうちに相次いで亡くなり、親に忘れられるという理にかなわない恐怖を感じました。私は大きな不安とともにひとり残され、この先、どうやって人生のかじ取りをすればよいのだろうと思いました。若く独り身だったので、深い孤独の中で神を求めました。

ささやきの回廊

セント・ポール大聖堂のドーム状の塔の見物客は、259段の階段を上がり、ささやきの回廊に行くことができます。そこでは、小さなささやきが、円形の通路沿いのどこでも聞こえます。30メートルも離れた反対側でさえ聞き取れるのです。この特殊な現象は、ドームの形状とささやきの微弱な音波が関係しているといいます。