Category  |  神の愛

ちっぽけだと感じても

デヴィッド・リーン監督の『アラビアのロレンス』は、アカデミー賞受賞監督のスティーブン・スピルバーグなど、多くの映画人に影響を与えました。スピルバーグは「自分が未熟だと感じました。未だにそう感じます。それほどあれは偉大なのです」と語っています。

わざわいを恐れません

アーカンソー州リトルロックのセントラル中高等学校は、白人の子どもだけの学校でしたが、1957年、9人のアフリカ系アメリカ人を入学させました。彼らは「リトル・ロック・ナイン」と呼ばれ、メルバ・パティロ・ビールズは、そのひとりでした。ビールズの回顧録「私は恐れない:炎の中で信仰を築く」は、2018年に出版され、15歳のビールズが毎日直面した胸を引き裂くほどの不平等と嫌がらせを赤裸々につづっています。

また、彼女の深い信仰にも触れています。恐怖に打ちのめされそうな闇の世界で、ビールズは幼い頃に祖母に教わった聖書のみことばを暗唱しました。みことばを何度も声に出してくり返すと、神の臨在を感じて勇気づけられました。

彼女はしばしば、詩篇23篇4節「たとい、死の陰の谷を歩くことがあっても、私はわざわいを恐れません。あなたが私とともにおられますから」を声に出して、主の慰めを得ました。「神はあなたにぴったりくっついておられるから、助けてと言うだけでいいのよ」と励ましてくれた祖母の言葉も、思い出していたでしょう。

具体的な状況は違っても、私たちは不安に押しつぶされそうなときがあります。そのような時は、神の力強いご臨在が常にあるという真理に励まされますように。

導きの光

雰囲気は良いのですが、やたら暗いレストランでした。明かりは、小さい卓上のろうそくのみ。客は、スマホのあかりでメニューを読んだり、何を食べているのかを見たりしていました。

不滅の愛

裏庭の小川を最初に見たのは暑い夏の日でした。岩地の上にチョロチョロと水が流れているだけです。重めの厚板を渡せば、橋の役目を十分に果たしました。しかし数ヶ月後、私たちの町に数日間、大雨が降りました。その小川は、深さ1メートル、幅3メートルほどの激流になり、橋にしていた厚板を押し動かしてしまいました。

求められている

ロンとナンシーの夫婦関係は破綻寸前でした。不倫したナンシーは、神の前に罪を認めましたが、みこころに従い夫に謝罪するには葛藤がありました。しかし事実を打ち明けると、ロンは離婚ではなく、悔い改めたことを証明し信頼を取り戻させて欲しいと、やり直すチャンスをくれました。神はふたりの結婚生活を奇跡的に守られました。

犬とスプリンクラー

夏の朝、楽しい光景が裏の公園で繰り広げられます。6時半頃、 スプリンクラーが作動し、ほどなくブルドッグのフィフィが到着します。

神の目に麗しい

ボーイフレンドができると、デニスはダイエットをしたり服装にも気を配ったりしました。彼に魅力的だと思われたかったからです。結局のところ、どの女性誌もそう語っているではありませんか。ところが、彼は「君がぽっちゃりしていて服に無頓着だった時も、今と同じぐらい好きだったよ」と言いました。そのときデニスは、美しさとは何と主観的なものだろうと思いました。

もう逃げない

ニューメキシコ州アルバカーキで1983年7月18日に忽然と消えた空軍の大尉が、カリフォルニア州で発見されました。ニューヨークタイムズ紙によると、彼は仕事が嫌になって逃げたといいます。35年の逃亡生活。人生の半分近くを不安につきまとわれて過ごしたことでしょう。

サメがかまないとき

子どもたちはワクワクしていましたが、私は不安でした。旅行で訪れた水族館には、小さなサメに触れられる水槽がありました。私はかまれたりしないのかとスタッフに尋ねました。すると、サメは十分すぎるほどエサをもらったばかりだと言われました。空腹でなければ、かまないのだそうです。