木切れとレンガと神
人生の次のステージにおける神のご計画を祈り求める中で、マークとニナは町の中心部に引っ越すべきだと強く感じました。そして、空き家を購入して改築が終盤に入ったころ、竜巻に襲われました。マークは、私に次のようなメッセージを送ってきました。「今朝びっくりすることがあった。ジェファーソン・シティに竜巻が来て、改築中の我が家を吹き飛ばしてしまった。木切れとレンガの山だけが残された。神さまは、何かを計画されていると思う。」
強く、雄々しくあれ
コスタリカの少年カレブは、夜、目を閉じると、闇が迫り来るように感じました。時折、ギーギーという家のきしむ音が静かな部屋に響き、屋根裏のコウモリが騒ぎます。母が常夜灯をつけてくれましたが、やっぱり怖いのです。ある晩、父がベッドの足板に聖書の一節を貼ってくれました。「強くあれ。雄々しくあれ。恐れてはならない。…あなたの神、主が…あなたとともにあるからである」(ヨシ1:9)。カレブは毎晩、これを読みました。それは、彼が大学生になって家を出るまで、同じ場所にありました。
大蛇と戦う
大蛇と戦ったことがありますか。作家ユージン・ピーターソンは、無い人はいないと思っています。彼の著書『長年、同じ方向に従っていくうちに』(未訳)は、「大蛇は恐怖の投影だ。自分に害を及ぼすかもしれない…、力の差が歴然たるもの」だと語ります。そして、人生は「大蛇」、すなわち大病や突然の失業、結婚生活の破綻、子どもの非行、疎遠な親子関係など、大きな危険をはらんでいるといいます。人はもろく、ひとりでは立ち向かえません。
約束を守るお方
ジョナサンは誓約の重大さに圧倒され、結婚式の後も動揺していました。披露宴の後、新婦のラションと礼拝堂に戻り、神の助けを得て妻を愛しいつくしめるように祈りつづけました。2時間以上もです。約束を守り切れるかという不安は、ジョナサンが人間の弱さを自覚していたからです。しかし、神にその不安はありません。この神は、アブラハムの子孫を通じて全人類を祝福すると約束されました(ガラ3:16)。
トラブルとつきあう
温度計の針が跳ね上がっていました。車を路肩に停め、エンジンを切って車外に出ると、ボンネットから煙が上がり、エンジンがシューシューと音を立てています。少しバックさせると、オイル漏れを発見しました。ヘッドガスケットがやられたのです。私はため息をつきました。少し前に高額な修理をしたばかり。こうも続くトラブルにうんざりしました。
しっかり見る
小説家のマーク・トウェインは、人生の何を見るか、またどう見るかが、次のステップ、ひいては運命さえ左右すると言います。「想像力のピントがずれている時は、自分の目は信用できない」と語ります。
最後まで忠実に
知り合いの婦人が近くの公園で4日間のイベントを計画し、近所の子どもたちを招待しました。彼女は自分の信仰を隣人たちに伝える機会だと心を踊らせていました。孫たち3人とふたりの高校生に手伝ってもらい、役割を決め、遊びやゲームを考え、おやつを用意し、聖書の話を準備して、子どもたちを待ちました。
荒野のヒマワリ
夫婦でワイオミング州の荒野を散策していると、ヤマヨモギやイラクサ、サボテンなどしか育たない干からびた地に、一本のヒマワリを見つけました。園芸用ほど背が高くありませんが、同じように色鮮やかで心を明るくしてくれました。
火で精錬する
純金といわれる24金は、ほぼ100%の金ですが、完全ではありません。金の純化にはふたつの方法があります。ミラー法は、速くて費用も抑えられますが、純度は99.95%にしかなりません。一方、ウォールウィル法は時間も費用もかかりますが、純度は99.99%です。