神の防具
イスラエル人は、ネヘミヤの監督のもとでエルサレムの城壁を再建していましたが、半分ほど完成したとき、敵に狙われていると知りました。労働者たちは疲れていたので、やる気を失いかけました。ネヘミヤは対策を講じなくてはなりません。
最高の喜び
ポッター夫妻は3人の子どもがいる愉快な夫婦でしたが、1956年にオクラホマ・シティーで行われたビリー・グラハム大会に参加して、キリストに人生をささげる決心をし、新しい道を歩み始めました。そしてしばらくすると、自分たちの信仰の証として、キリストの真理を他の人々に伝えたいと思い、毎週土曜日の夜、自宅を開放して高校生や大学生といっしょに聖書を学ぶことにしたのです。
神のみことばは不朽
ポーランドのワルシャワは、第二次世界大戦初期の空爆によって壊滅し、コンクリートのかけらや配管の切れ端、ガラスの破片などが町中に散乱していました。そんな中、「英国および外国聖書協会」のポーランド本部ビルは、ひどく損傷したもののしぶとく残っていました。壁面の「この天地は滅び去ります。しかし、わたしのことばは決して滅びることはありません」(マタ24:35)の文字を読み取ることもできました。
前向きな繰り返し
あるジャーナリストには、青いペンを使わないという奇妙な癖がありました。ある日、同僚が「買い物に行って来ますが、何か必要なものはありますか?」と尋ねると、ペンをお願いしたいが、「青以外を」と言いました。「青はいらない。青は嫌いだから。青は重すぎる。ボールペンを12本、買ってください。でも、青はいらないから」と言いました。さて翌日、同僚がボールペンを持って来ましたが、なんと全部青でした。説明を求められると、「だって、青、青って何度も言うから。それだけが印象に残っちゃったんですよ」と弁解しました。言葉の繰り返し効果は、てきめんでした。しかし残念ながら、狙った効果の逆でした。
心に刻む
私の家の近所は宗教的な言葉でいっぱいです。「神の愛」という名前の本屋があったり、「神の恵みによって」と書かた小型バスがあったりします。看板や門柱にも、そのたぐいの文言が書かれています。ある日、「近づくな!天使が警護している」というステッカーを貼ったベンツを見たときは、思わず笑ってしまいました。
隠された宝
私たち夫婦はそれぞれ、本の読み方が違います。夫は英語が母国語でないためか、一語一語ゆっくり読む傾向があります。一方、私は斜め読みをしがちです。内容を忘れないのは、彼の方です。彼は一週間前に読んだ内容を引用できますが、私は本から目を離したとたんに忘れてしまいます。
神に飢える
アポラピは中国雲南省山岳地帯に暮らす、アカ族の長老のひとりです。私たちは伝道旅行で彼に会ったのですが、大雨のせいで週一回のバイブルスタディを欠席したと言い、「神のみことばを分かち合ってください」と懇願されました。
真理の検証
友だちのメールアドレスから、「危険な毒グモがアメリカに上陸して人々が殺されている」というニュースが、アドレス帳に登録されている人たちに送られてきました。学名や実名がたくさん記載されていて、もっともらしい話に見えましたが、信頼できるホームページで調べると、それはデマでした。真実の検証は、信頼できる情報に照らせば可能です。
学びつづける
シェリルは読書家です。他の人がテレビを見たりビデオゲームをしたりしている時も、ずっと本を読んでいます。その理由のひとつは、彼女の生い立ちです。本屋を営む親戚をよく家族で訪問していました。親戚のエド叔父さんは、シェリルを膝の上に座らせて色々な本を読み、読書の素晴らしさを教えました。