ゆがんだ塔
嵐の影響で教会の尖塔がゆがんだと友人が言いました。危険なので、当然、教会はすぐに修理しましたが、そのみっともない姿に、ちょっと考えました。しばしば教会は、完璧な姿で行くべき場所だと思われます。自分の弱みを見せてよいとは思っていないでしょう。
最高の贈り物
友人のバーバラは長年、多くのカードや思いやりのあるプレゼントをくれました。キリストを救い主として受け入れたときは、聖書をもらいました。彼女は「毎日、神のそばで、聖書を読み、祈り、信頼と従順を育むことで、神のみそばを歩み、霊性を成長させることができる」と教えてくれました。神を深く知ることができるように導いてもらったおかげで、私の人生は変わりました。
策は秘策が無いこと
職場の同僚が自分はイエスにふさわしくないと言いました。自己陶酔的な自分の生き方に不満だけれど、親切で良い人になろうとしても、うまくできないし、してはいけないと分かっていることも、やめられないのだそうです。彼は、君の秘策は何かと真剣に尋ねました。私は「僕の秘策は、策がないこと。僕だって君と同様、神の基準をクリアできない。だからこそ、イエスが必要なのだよ」と答えました。
成長させる方に栄光を
ある日、庭の駐車スペースの脇に黄色い水仙が咲いていました。大きなふたつの石の間から6本の水仙が伸びています。それを植えた覚えも、肥料や水をやったこともなかったので、どういう訳でここに咲いているのか不思議でした。
あらわにされる
少年時代、父が畑を開墾しているのを見ました。まず、鋤がかき出した大きな岩を運び出し、その後、何度も何度も鋤で土をかきます。すると前より小さな石が表に出て来るので、それを捨てます。この工程を何度も繰り返し、畑を作っていくのです。
態度に表れる
レジーナは身も心も疲れて帰宅する途中でした。その日は朝から大変でした。友人から悲しいメールが届き、同僚との話し合いは平行線でした。祈っていると、嫌なことはさておき、老人ホームにいる友人のマリヤに花束を持っていこうと思いつきました。マリヤはレジーナが来ると、神は本当に良くしてくださると話しました。彼女は「自分のベッドと椅子、毎日3度の食事があり、介護士さんの助けもある。時々、窓辺に小鳥が来るのよ。神さまは、私が小鳥が大好きだと御存じだから、小鳥を送ってくださるの。私は神さまに愛されているのね。」と言いました。
黙々と前進する
職場の近くで塀際の道のコンクリートの割れ目に植物が育っていると気づきました。悪条件にも関わらず、乾いた割れ目に根を張って、花を咲かせたのです。ふと見ると、真上にはエアコンの室外機があって水滴が落ちていました。厳しい環境下でも上からの水という助けを得ていました。
成長には時間がかかる
シャーロットが幼稚園に入った日に自分を描いた絵は、ボール状の胴体の上にふたつの丸い目のついた長方形の顔でした。彼女は卒園の日にも自分を描くように言われましたが、今度はカラフルな洋服を着て、赤い髪をおさげにした笑顔の女の子が描かれ、目鼻もはっきりしていました。幼稚園は単純な方法で、彼女が時の経過とともに成長したことを示しました。
着る
著書『神を着る』の中で、ローレン・ウィナーは、服装は、地域や職業、個性、雰囲気、社会的地位など、その人を語ると言います。スローガン入りTシャツ、背広、制服、作業着などは良い例です。彼女はまた「装いが語るように、無言でイエスを語れる」という考え方は素敵だと言います。