心を映す言葉
どうすれば悪口雑言を避けられるでしょう。ある高校では生徒たちに「人をおとしめるようなことを学校で言いません」と宣誓させました。その努力は評価すべきですが、イエスによれば、どんな規則も宣誓も悪口雑言を規制できません。
年長者の提言
ジョージ・サンダースは、米国のベストセラー作家です。2013年のシラキュース大学卒業式の祝辞で「私が後悔していることは?」という問いに答えるかたちで語りました。年配の人が己の後悔を若い卒業生に分かち合うことで、そこから何かを学んでもらおうというのです。彼は、まずありがちな話、例えば貧しかったことやひどい労働環境で働いたことなどを挙げましたが、それらについては大して後悔していないと述べました。彼の後悔は、親切を怠ったこと。親切にすべきだった時にできなかったことだと語りました。
湧き起こる賛美
エチオピアに短期宣教旅行に出掛け、現地の伝道団体に合流した時のことです。苦境に陥りごみ集積場に小屋を建てて暮らす若者たちに福音を伝えに行きました。彼らと出会えて感謝です。私たちは主の御業を語り合い、励まし合い、共に祈りました。月の光のもとで、現地の青年の奏でるギターに合わせて、皆で賛美をしました。それは心震える聖なる体験でした。目下の状況は絶望的ですが、彼らは希望も喜びも失っていません。それをイエスの内に見いだすからです。
さあ家に帰ろう
友人のアルとキャシー・シファー夫妻は、第2次世界大戦時の象徴的な戦闘機を航空ショーで飛行させました。その様子を、年老いた元兵士たちが感無量で見上げていました。彼らは当時をしのんで語り合うために来たのです。人々は目に涙を浮かべて戦地の体験を語りました。多くの人たちは、国に奉仕する中で聞いた最高の知らせは「戦いは終わった。さあ家に帰ろう」だったと言いました。
愛の懲らしめ
ジョージ・マクドナルドの寓話(ぐうわ)『きえてしまった王女』は、2人の身勝手な少女が、賢女によって試練を課され、良い人になるという物語です。
空を見上げて
英国の感動的な気象現象の研究者アレックス・スモーリーは、人々に日の出や日の入りを眺める時間を取ることを勧めています。それはつかの間ですが、一日で最も美しく荘厳な時間です。スモーリーによると、日の出や日の入りを見ると、青空やきらめく夜空を見る以上に良い効果があるそうです。気分が上向いて前向きになり、ストレスが軽減されるといいます。「壮大で神々しい風景を見ると、自分の問題がささいなことに思えて、それほど悩まなくなる」と言います。
今この時の神
子育てをしていた頃に住んだ町を訪れる機会がありました。よく行った場所がまだ残っていて懐かしく思いました。
神は召し、備えられる
国際書籍博覧会における担当は、施設内のラジオ放送の監督だと上司に言われ、私は怖くなりました。それは全く経験のない仕事です。私は祈りました。「神よ、そういう仕事の経験は、私にはありません。どうか助けてください」
場所の変更
友人のジョアンは、2020年の新型コロナウイルス感染症が広がり始めた頃に脳梗塞で亡くなりました。家族は当初、教会で葬儀をする予定でしたが、参列者の数を制限できる葬儀場の方がよいと考え、オンラインで次のように通知しました。「ジョアン・ワーナーズ:場所が変更されました」