与え主を忘れるな
子どもたちに感謝の気持ちが希薄なことを思いあぐねていた母親がいました。今の時代、それも仕方がないかもしれないと思いつつも、子どもたちの心を育てたいと願いました。それで、赤いリボンに 「これが神さまの贈り物だということを見落とさないでね。神さまは私たち家族にとても良くしてくれます。それを忘れないようにしようね」と手書きで記し、家中の色々なものにつけました。冷蔵庫や戸棚の扉、洗濯機や乾燥機、水道の蛇口や照明のスイッチにもつけました。
天からの贈り物
こんな昔話があります。ニコラスという人が、貧しい父親について耳にしました。3人の娘たちに十分食べさせることも、婚礼の準備もできません。そこで、秘密裏に助けようと、金の入った袋を窓から投げ入れました。するとそれは、靴や靴下を乾かしていた暖炉の床に落ちました。その人は聖ニコラス(紀元270年生まれ)と呼ばれます。後のサンタクロースのモデルです。
別の側面
初代教会の時代、ローマの宿屋は、ユダヤ教の指導者が自分の家畜さえ泊めないほど劣悪だったそうです。それでクリスチャンが旅するときは、通常、他の信者を探してもてなしてもらいました。
希望はあるのか
エドワード・ペイソン(1783年-1827年)の人生は災難つづきでした。弟の死、双極性障害の苦しみ、連日の偏頭痛。その上、落馬事故の後遺症で腕は麻痺し、結核で死にかけました。しかし、彼は人生をあきらめませんでした。死後、友人たちは、彼が喜びに満ちていたと言いました。なぜでしょう。
注意深く育成される
ニューヨーク州ゴーシェンのチーズ職人アラン・グラストフ氏は、美味しいチーズの作り方をユーチューブで公開しています。チーズは地下の棚で半年から一年熟成させてから出荷されますが、その間、湿度などに細心の注意が必要です。彼は、チーズの潜在能力を最大限に引き出すために、最高の環境作りを心がけると言います。
心からのありがとう
夫のアランは、就活中の息子ザビエルに礼状の書き方を教えました。また、長年企業で管理職をしている経験を生かして模擬面接をしてあげました。そして履歴書をしまっている息子に向かい、面接後に礼状を出すことを忘れないように念を押しました。息子は「分かっているよ。心を込めて礼状を書けば、きちんと対応してくれる、だよね」と言いました。後日、採用するという電話がかかってきたとき、担当マネージャーは、自筆の礼状をもらったのは、長年の経験の中でも初めてで、嬉しかったと言いました。
分かった
ワトソン・ジョーンズ牧師が、子どもの頃の話です。父親に支えてもらって自転車の練習をしていましたが、女の子たちの姿を見て「パパ、もう分かった」と言いました。ところが、ひとりでバランスは取れません。自分が思うほど、成長していませんでした。
神の特別な宝物
王座のある広い部屋を想像してください。偉大な王が玉座につき、周囲には多くのしもべたちがうやうやしく仕えています。王の足元に箱があります。王は時々その中に手を入れ中身を触ります。それは、金や宝飾品、宝石の原石など、王がお気に召す品々、つまり王の宝です。思い描けましたか。
認められたい
作曲家ヴェルディ(1813-1901)は若い頃、認められたい一心で頑張りました。ウォーレン・ワーズビーの記述によれば、処女作のオペラがフィレンツェで演じられたとき、彼は物陰から客のひとりを注視していました。ヴェルディにとって聴衆の反応は大したことではありません。切なる願いは、この男性、巨匠ロッシーニの顔に承認の笑みが浮かぶことでした。