ひとりじゃない
友人の作家はインドネシアの牧師たちのために聖書の教本を書く仕事を引き受けました。そしてインドネシアの共生文化を知り、魅了されました。それはゴトン・ロヨンと呼ばれ、相互扶助という意味です。村の橋や道のみならず、個人の家の屋根を修理するときでさえ、近隣の人たちが協力します。都市の生活も同じだと言いました。「例えば医者に行くときも、誰かと一緒です。それが当たり前です。ですから、人は決してひとりぼっちではないのです。」世界中のキリスト者も「決してひとりではない」という喜びを知っています。不断かつ永遠の友は聖霊です。天の御父は、キリスト者を助け、いつまでもともにいるために、三位一体の神の第三位格、聖霊を与えてくださいました(ヨハ14:16)。
生きている記念碑
私が育った教会には、家族や友人が亡くなったときに、その人を記念した長椅子や絵画を寄贈するという伝統がありました。亡き人の名前が鮮やかな人生の思い出とともに小さな金色の板に刻まれ、良い記念だと思っています。一方で、それが無機質な物体であるがゆえに、文字通りの意味では「生きていない」とも思ってしまいます。この記念碑に生命を吹き込むことはできるでしょうか。
勇気を呼び起こす
ロンドンの英議会前広場にはチャーチル、ガンジーなどの像に交じり一体の女性の像が立っています。ミリセント・フォーセット、女性参政権のために戦った人です。仲間にささげた言葉「勇気は勇気を随所に呼び起す」と記した旗を持ち、不朽の名声をたたえられています。フォー セットは、勇気が勇気を呼び、臆病な人を動かすと主張しました。
神に命を救われた
アロン(仮名)は15歳のとき、サタンに祈り始めました。手を組んだと感じたと言います。そして、うそをついたり、家族や友人を操る小細工をしたり、万引きをしたりしました。悪夢でサタンに死ぬと脅されましたが、死にませんでした。アロンは、サタンがうそつきだと振り返ります。
断食の心
空腹で胃が痛みました。神に集中できるからと断食をすすめられたのです。しかし、イエスはどうやって40日間も耐えたのだろうと思いました。私は、平安、力、特に忍耐のために、聖霊にすがりました。
驚くほど特別
ロンドン動物園によると人は特別ではないそうです。彼らは2005年「自然環境におけるヒト」という展示を4日間行いました。展示される「ヒト」がインターネットの公募で選ばれ、餌、生息地、脅威などについての掲示板が作られました。動物園の広報担当者は、ヒトが特別だという意識を軽減させることが、この展示の目的だと語りました。展示された「ヒト」のひとりは、その趣旨に賛同し 「動物としてヒトを見てもらうなら、私たちは、そんなに特別ではないと認識してもらえるで しょう」と語りました。
脱出
アガサ・クリスティーの小説「複数の時計」の連続殺人犯は、元々ひとりの人を狙っていましたが、その殺人を隠すために、次々と人を殺します。探偵ポワロに迫られると「ひとりだけ殺すはずだった」と告白しました。
ゆがんだ塔
嵐の影響で教会の尖塔がゆがんだと友人が言いました。危険なので、当然、教会はすぐに修理しましたが、そのみっともない姿に、ちょっと考えました。しばしば教会は、完璧な姿で行くべき場所だと思われます。自分の弱みを見せてよいとは思っていないでしょう。
お互いが必要
子どもたちとハイキングをした山道の小さな茂みに、ふわふわした緑の植物を見つけました。樹名板によると「トナカイゴケ」という名前ですが、苔ではありません。菌類と藻類が互いに利益を受けながら共生する地衣類と呼ばれる生物です。地衣類に属する菌類と藻類は単独では生きていけませんが、共生すれば強い生物になり、寿命が高山地帯で4500年というものもあります。干ばつや低温に耐えることができるので、北米に生息するトナカイを厳冬期に支える唯一のエサになります。