Category  |  信仰

閉じた目

彼は自分が悪さをしたと知っていました。そう顔に書いてあります。しかし向き合って話し合おうと座ると、ぎゅっと目を閉じました。3歳の甥の論理では、自分が見えないなら相手にも自分が見えません。見えない相手と話し合ったりはしないので、彼はその場から逃げることができると思ったのです。

尋ねよう

父はすごい方向感覚を持っています。本能で東西南北が分かるという感じです。父が方向を誤ったことはありませんでした。あの夜が来るまでは…。

優先順位を考える

チェロを習いたいとずっと思っていました。しかし、教室に行く時間がありません。いいえ、正確に言えば、その時間を作らなかったのです。天国に行けば、きっと上手に弾けるでしょうから、今は、神に召されたことに集中して時間を使おうと考えてきました。人生は短いですから、時間を最大限に生かさなければと強く思います。しかし、それは一体どういう意味なのでしょう。

使者

ある会議に出席しているとスタッフが「伝言です」とメモをくれました。何だろうと緊張しましたが「甥っ子ができた」と書いてあったので、吉報でした。

神が否と言われるとき

兵役義務に18歳でついたとき、配属先について必死で祈りました。体力が自慢ではなかったので、厳しい戦闘訓練のない部署に行きたかったのです。ところが、聖書を読んでいて「わたしの恵みは、あなたに十分である」(Ⅱコリ12:9)というみことばが飛び込んできました。不安になりましたが、それは間違いでした。神は私の祈りに応えて、大変な所に配属されても助けようと言われたのです。結局、私は装甲歩兵になり、辛いこともありました。しかし、あの経験と訓練は、私を肉体的にも精神的にも鍛え、一人前の大人になる準備をしてくれたと感謝しています。

厄介払いの良き日

年の初めに一風変わったイベントをする人たちがいます。「厄介払いの良き日」と呼ばれ、2006年に始まりました。それは、ある南米の伝統に由来します。各人が、旧年中の悪い出来事や嫌だったこと、恥かしい思い出などを紙に書き、その紙を業務用シュレッダーにかけます。または大槌で打ち叩く人もいます。

あがめるべきお方

夫が友だちを教会に誘いました。礼拝の後、その人は「歌も雰囲気も良かったけれど、なぜ君たちがイエスをあれほどあがめるのか理解できない」と言いました。そこで夫は、キリスト教はイエス・キリストと自分との関係についてなので、イエス抜きでは無意味だと説明しました。イエスが私たち一人ひとりの人生に様々に働いてくださったので、私たちは集まり、主をたたえます。

特別な日

ウィリアム・ディーン・ハウエルズの小説『毎日クリスマス』の中では、ある少女の願いが叶い、毎日がクリスマスという散々な一年になります。3日目でお祭り気分は萎え、やがて皆がお菓子にうんざりします。七面鳥が不足して法外な高値で売られ、プレゼントを感謝する人はなく、人々はいらついてきつい口調で話します。

冬の雪

冬の朝、目覚めると、あたりは新雪でおおわれ静かです。雷鳴をとどろかせて己の到来を声高に知らせる春の嵐と違い、冬の雪はしんしんと降ります。歌手のオードリー・アサドは「ウィンター・スノー・ソング」という曲で、イエスは嵐のように来ることもできたのに、静かにゆっくりと、まるで冬の夜の雪のように来られたと歌います。