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キリスト誕生の約束

物理学者のジョン・モークリーは、1962年11月、普通の子どもがパソコンを習得できない理由は何もない、と述べました。これは当時としては驚くべき予測でしたが、私たちはそれが正しかったと知っています。今日、デジタル機器の操作は、子どもが最も早く習得する技能の一つです。

クリスマスの星

子どもの頃、父は「あの星を見つけたら、家へ帰る道が必ず見つかるよ」と言って、北極星の捜し方を教えてくれました。彼は戦地に行っていたので、星で方角が読めるか否かに生死が懸かることもありました。それで、私が特定の星座の名前や位置を覚えているかを気にしました。北極星は特に重要でした。その星を見つけられたら、どこにいても東西南北が分かり、向かうべき方向が分かるからです。

キリスト者の交わり

日曜日の朝の礼拝後に会堂の照明を消して戸締りをする担当者は誰でしょう。誰だったとしても、その人の昼食は遅めになるでしょう。というのも、私たちの教会では、多くの人が礼拝後に会堂内で立ち話をするからです。それぞれに人生の決断や生活上の悩みや困難があり、それらを話し合っています。礼拝の終了後20分ほど経っても、多くの人が楽しそうに一緒にいる光景を見るのは嬉しいものです。

壁を壊して一つになる

ベルリンの壁は家族や友人を分断してきました。東ドイツ政府が市民の逃亡を防ぐために1961年に建設したのですが、実際、250万人以上が1949年から壁の完成までに西側に移ったと推定されています。米国レーガン大統領は、1987年、壁の前で「この壁を壊しなさい」と演説しました。彼の言葉は歴史の大きなうねりを反映しており、それが頂点に達した1989年、壁は崩壊し、やがてドイツは再統一しました。

赦して忘れる

ジル・プライスは超記憶症候群で生まれました。自分に起こった出来事を細部まで全て覚えていて、頭の中で正確に再生する能力があるのです。

傷痕から学ぶ

再発がんの手術を終え、フェイは腹部の傷痕に手を触れました。今回は胃の一部を切除して、大きな傷痕が残りました。それは事の重大性を物語っています。彼女は夫に言いました。「この傷痕は、これまでのがんの苦痛か、癒やしの始まりかを表すシンボルね。私は後者を選択するわ」

私の神はすぐそばに

ルーデスはマニラのボイストレーナーです。授業は30年以上対面だったので、オンラインに移行すると言われて心配でした。「私はメカには弱いし、うちのパソコンは古い。ビデオ会議のソフトのこともあまり知らない……」。大儀ない人もいるでしょうが、彼女には大問題でした。「一人暮らしの私には、そばで助けてくれる人もいない。収入が必要なのに、やめる生徒がいるかもしれない」と不安でした。

キリストの共同体

バハマ諸島の南にラギッド島という小さな島があります。19世紀には塩業が盛んでしたがやがて廃れ、多くの人が近くの島に移住しました。その結果、2016年には住民が80人以下になりました。島には教派の違う三つの教会がありましたが、皆は毎週1カ所に集まって礼拝をささげ、交わりをしました。過疎の島で、共同体意識は不可欠だったからです。

気晴らしと安らぎ

電源を切ってスマホを机に置きました。矢継ぎ早に現れる画像や意見、通知に疲れたのです。しかし、またすぐ電源を入れました。なぜでしょう。