Category  |  信仰

生かされて

父は若い頃、友だちといっしょにスポーツイベントへ出かけようとして交通事故に遭いました。彼らの車のタイヤが、雨に濡れた路面でスリップして大きな事故になったのです。ひとりが亡くなり、もうひとりは重症を負って身体障がい者になりました。父も死亡したと思われて、身体が死体安置所に運ばれました。祖父母は知らせを聞いて、大きなショックを受けました。そして悲しみながら、身元確認のために身体が安置されている場所にやって来ました。ところがそのとき、父は深い昏睡状態から覚め、息を吹き返したのです。両親の悲しみは一転して喜びに変わりました。

平和のきずな

考え方の違いをメールではっきり伝えたところ、相手から返事が来ません。私は立ち入り過ぎたのでしょうか。言い過ぎたのでしょうか。しつこく迫って、状況を悪化させたくありませんでしたが、この問題を解決しないまま、彼女が外国に行ってしまうのも良くないと思いました。このことが数日間、何度も頭をよぎり、彼女のために祈っては、神の導きを求めました。

恩寵のリズム

友人夫婦は90歳代で、結婚して66年になりますが、家族のために自分史を書きました。最終章「父と母からの手紙」には、彼らが学んだ大切な教訓が記されています。そのひとつはこうです。「キリスト教は忙しくて疲れると感じるなら、それは宗教活動でありイエスと親しく交わっていることではありません。キリストと歩むなら疲弊しません。生気を回復し、人生に活力が与えられます」(マタ11:28-29)。

空の雲を考えてみよう

ずいぶん昔のことですが、息子たちと庭に寝そべって、流れる雲をながめていたことがありました。「お父さん、どうして雲は浮いているの」と、ひとりが尋ねました。私は、「それはね…」と教養のあるところを見せようと思ったのですが、口ごもってしまいました。そして、「分からないなあ」と知らないことを認め、「でも、調べてあげるよ」と付け加えました。調べて分かったことは、こうです。凝結した水蒸気が地球の引力で下降すると、地上から昇る温かい空気にぶつかります。そして、再び霧状の水蒸気となり、上昇するのです。これが、この自然現象の説明です。しかし、自然現象の説明は、究極の答えではありません。雲が浮くのは、神が、その英知によって自然を司る法則をつくり、「完全な知識を持つ方の不思議なみわざ」(ヨブ37:16)を示されたからです。ですから、雲はひとつの象徴、すなわち、神が恵みとまことをもって天地を創造されたということを表すしるしなのです。

心の姿勢

夫が礼拝賛美でハーモニカを吹いていたとき、時々目を閉じていました。理由を尋ねると、目を閉じると集中できるので、すべてを神にささげて賛美する最高の演奏ができると言いました。

歌う理由

歌うと脳に変化が起こるそうです。ある研究によると、歌を歌うと不安とストレスを和らげるホルモンが体内で分泌されると言います。また、グループでいっしょに合唱をすると、互いの心拍数が同期していくことを示唆する別の研究もあります。

指輪と恵み

自分の手を見ると、婚約指輪と結婚指輪を失くしてしまったのだと改めて悲しくなります。別のこともしながら旅の支度をしていて、気づいたら指輪がありません。どこに消えたのか未だに全く分かりません。

神の呼びかけ

ある朝、私の娘は息子をあやそうと、少しだけ携帯電話を持たせました。するとすぐさま私の携帯が鳴り、受話器の向こうに孫の声が聞こえました。どうやら偶然、私の電話番号の短縮ボタンを押したようです。孫は生後11か月ですが、私の声が分かったようです。私は彼に大好きだよと話しかけ、私たちは「おしゃべり」をしました。それは忘れがたい思い出です。

15分の挑戦

ハーバード大学で長年学長を務めたチャールズ・エリオット博士は、平凡な人でも良書を継続的に読むことで高い教養が得られると信じていました。そこで1910年、歴史、科学、哲学、美術などの良書から選りすぐりを集め「ハーバード・クラシックス」全50巻を編纂しました。そこには、1年を通して毎日8から10ページ読むようにとエリオット博士が作った読書案内があり、「1日15分」と題されていました。