変わる覚悟
自制は、修得することが最も難しいもののひとつでしょう。悪い癖や態度、間違った考え方などは、なかなか克服できません。努力しようと心に決め、誰かの助けを借りてチェック体制を作ったりしますが、本当のところは、変わる意志も自分を変える力もないと分かっています。話し合ったり、計画を立てたり、自己啓発の本を読んだりするものの、自分の内側にある問題は、簡単には乗り越えたり、治めたりできません。
結婚式の準備完了
八歳になる娘が、「おなかすいたよぉ」と言いました。私は、「ごめんね、ママ食べるもの持ってないのよ。〇Xゲームをしようか」と答えました。私たちはもう一時間以上も、教会で花嫁の到着を待っていました。結婚式は正午に始まる予定でしたが、まだどれぐらい待たされるのでしょう。娘の機嫌が持つかしら、と私は心配でした。
緊急の祈り
スタンリー・プレイムナスが2001年9月11日、ワールド・トレード・センター南棟の81階で働いていると、窓の向こうから突然、飛行機が近づいて来ました。スタンリーは、とっさに机の下に隠れて、「主よ、どうにもなりません。助けてください!」と祈りました。
最も大切なもの
イエスのまな弟子ヨハネが教える内容は、年齢を重ねるにつれ、絞られていきました。彼の3つの手紙の焦点は、もっぱら神の愛です。ピーター・クリーフトの著書「神の愛の真実を知る」の中には、ある伝承が記されています。それは、ヨハネの若い弟子が 「なぜ、それ以外のことを話さないのですか」と不平を言うと、ヨハネが「それ以外のものはないからだ」と答えたというものです。
すべては神から出たもの
私は18歳で就職し、コツコツ貯金する大切さを学びました。そして、大学の学費の一年分が貯まったとき、母が手術を受けることになりました。私は、自分の計画よりも母の手術が大切だと思って、その貯金を母の手術代にしました。そのとき、以前に読んだエリザベス・エリオット著の「情熱と純潔」の一節が、新たな意味を持ちました。
お情け
学校から帰った息子が、青い目を輝かせて、嬉しそうに答案用紙を見せました。それは、赤い星の印が付いた100点の算数のテストでした。ところが息子によると、先生が「終了」とおっしゃったとき、まだ解けていない問題が3つあったと言います。私は不思議に思って、「それなのに、なぜ満点だったの」と尋ねました。すると息子は、「先生は、『お情け』だって言ってたよ。僕が全部やり終わるまで待ってくださったよ」と答えました。
しゃぼん玉
アトランティック・シティーの遊歩道を夫婦で歩いていたとき、男の子が脇を駆け抜け、しゃぼん玉が降ってきました。それは、重苦しい一日に訪れた楽しい時間でした。私たちはその日、義理の兄を病院に見舞いました。また、なかなか医者に診てもらえずに困っている、姉を助けようと努力していました。海岸べりの遊歩道を歩きながらひと息つこうとしつつも、彼らの必要の大きさに圧倒されていました。 そこへしゃぼん玉が降ってきました。小さな男の子が、海風の吹く中で気まぐれに飛ばしたのですが、私にとっては大きな意味がありました。私はしゃぼん玉が大好きで、事務所の机の中には石鹸水の小瓶を常備しています。笑顔が必要なときに使うためです。
言うとおりにする
家に貯水槽が必要でした。これこれのように地下に設置して…と、はっきりした希望があったので、そう業者に伝えました。しかし次の日、現場に行くと、私の指示どおりではありません。業者が勝手に変更し、効果も半減していたので、ムッとしました。その上、指示に従わなかった言い訳をするのですから、それにもいら立ちました。
木彫りのアヒルを作る方法
私たち夫婦は1995年、バージニア州でフィップス・フェスタス・ボーンに会いました。彼は2002年に亡くなりましたが、木彫りの匠で、その作品は本物そっくりです。ボーンは言いました。「アヒルを彫るのは簡単です。まず、木片を見ます。そして、アヒルの姿を頭に入れ、木片からアヒルではない部分を削るのです。」