むかしむかし…
聖書はただのおとぎ話だという人がいます。少年が巨人を倒す物語、大魚に飲み込まれた男の物語、ノアが箱船を造る物語…。宗教は大切だと思っている人の中にも、これらの出来事は道徳を教える作り話だという人がいます。
バケットリスト
最近、私の友人は「妹をヨーロッパ旅行に連れて行って、『バケットリスト』(死ぬまでにやっておきたいこと)のひとつをやり遂げたよ」と言いました。友人は何度もヨーロッパに行ったことがありますが、妹さんは一度もありませんでした。私は、彼の死ぬまでにやっておきたいことのひとつがこれだと知って、少し驚きました。受益者が彼自身ではなかったからです。自分の夢や目標の中で、「人にしてあげたい」という内容のものはどれぐらいあるでしょう。少し考えさせられました。
たくさんのアドバイザー
トマス・ア・ケンピスは15世紀の神学者ですが、次のように語りました。「全てについて完全な知識を持つ賢者がいるだろうか。自分の意見に頼りすぎず、他人の意見に常に耳を傾けるよう心がけよ。君の意見は良いかもしれない。しかし、神を愛するが故に、自分のではなく相手の意見を採用するなら、より大きな益を得ることができる」と言いました。人生の計画を立てる時、信頼できる人にアドバイスを求めることがいかに重要であるか、トマスは心得ていました。
ゆっくりと癒される
息子のマークはアメリカ陸軍に入隊しましたが、4週間後、訓練中に膝に大怪我をして除隊になりました。マークはまだ19歳でしたが、しばらくの間、杖を使わなければ動き回ることができませんでした。怪我の状態は深刻でしたから、回復と休養、そしてリハビリに2年間もかかりました。そして、事故以来ずっと着けていた膝の補助具を、やっと外すことができたのです。膝の痛みはまだ残っていますが、ゆっくりと時間をかけて治療した結果、自分の足だけで普通の生活ができるようになりました。
新生
赤ん坊を見ると笑顔になるのはなぜでしょう。赤ん坊がやって来たり、赤ん坊の声が聞こえてくると、何をしていても手を止めて、その小さな子どもに目をやる人が大勢います。このことに気づいたのは、父を訪ねて老人ホームへ行ったときでした。そこに住むほとんどの人は、車いすを使っていたり、認知症を患っていたりしますが、赤ん坊を連れた家族が訪ねてくると、例外無くと言ってよいほど、彼らの目がうれしそうに輝き出し、そして場が活気づきます。これを見て、すごいなあと驚きます。
気をつけるべきこと
私は長年、「講演」というラベルを付けたファイルを使っています。ここに、説教や講演に役立ちそうな論文、著名人の名言、分かりやすい例話などをファイルしています。ずいぶん分厚くなったので、時代遅れになったものを捨てようと思って見直しました。ところが、捨てるには惜しいものがたくさんあります。まだ説教に使っていないからではありません。私自身がそのようにできていないからです。私は、「人に教える前に、まず自分が実行しよう」と考えながらファイルを閉じました。
母のゴール
ジェフは母の容態が急変したと知って、すぐ飛行機で母のところへ飛んでいきました。そして、ベッドの脇に座り、彼女の手を握って賛美歌を歌い、慰めの言葉をかけ、「母さん、愛しているよ」と言いました。やがて彼女は息を引き取り、葬儀が営まれました。多くの人が訪れ、口々に謝辞を述べました。ジェフの母は、聖書を教える賜物があり、人の相談によく乗り、いくつもの祈り会をリードしていました。「あなたのお母さんは私にとって、神の恵みでした」と多くの人が言いました。彼女は人生の終盤まで、キリストに積極的に仕えました。キリストのために生きて、力強く最期を迎えました。
永遠の約束
古代の中近東では、上位の者(王や領主)と下位の者(臣民)の間で結ばれる盟約を「宗主条約」と呼んでいました。批准の儀式には動物のいけにえが用いられました。その動物を真っ二つに切って、その二つの間に通路を作るように並べます。そして宗主(王や領主)は、その間を歩きました。彼はこうして協定を守ること、守れなければこの動物のようになることを承知していると公に宣言しました。
イエスについて話す
引退したメジャーリーガーであるトニー・グラッファニーノは現在、ヨーロッパで宣教活動をしています。毎年、彼の宣教団体は1週間のベースボール・キャンプを開催し、その間、毎日聖書の勉強会を行います。主事はキャンプ参加者に、神がおられることを論理的に説明し、神を信じましょうと勧めてきました。このようなことを約13年間してきましたが、救われた人はたった3人でした。