日はまた昇る
アーネスト・ヘミングウェイの初の長編小説は、第1次世界大戦に青春を奪われた若者を描いています。彼らは身体や心に負った戦争の傷の痛みを、酒宴や無謀な冒険、奔放な男女関係で紛らわせています。浴びるように酒を飲み、幸せな人はいません。
イエスにある新たな自分
息子は「私は以前の私ではありません。新しい人です」と学校の講演で語りました。彼は神に変えられました。薬物常用者だったので、以前は自分を落後者だと思っていました。しかし今は、神の子どもだと認識しています。
義の都
デトロイト市で、2000年大みそか、100年前のタイムカプセルが開かれました。そこからは未来の繁栄を思い描く当時の市長の書簡が現れると予想されていましたが、実際は、次のとおりでした。「どんな希望にも勝るこの希望を表明しましょう……国として、民として、また市として、より正しく善良なものに成長していってください。国を高めるのは、このことだからです」
騒ぐ心、誠実な祈り
キング牧師の自宅は、1957年1月、爆破されました。その3日前、彼の一生を変える出来事が起こりました。彼は脅迫電話を受け、公民権運動からの撤退を思い巡らしていました。その時、心の底から祈りが湧き上がってきました。「私は正しいと信じることのために立ち上がりました。しかし今は怖いです。何も残っていません。もう独りでは立ち向かえません」。祈りの後、静かな確信が生まれました。キング牧師は述べています。「ほぼ即座に恐怖が消えていきました。疑念も消え、どんなことにでも立ち向かう準備ができました」
いのちの冠
リーアディアネス・ロドリゲス-エスパダは、5kmマラソンに出場予定の12歳の少女でしたが、スタート時刻に遅れることを心配しすぎて、15分前に発走するハーフマラソンの選手と一緒にスタートしてしまいました。そして、集団のペースに合わせて走りました。6km走った時点で、ゴールが見えないため、より長く困難なレースに参加してしまったと気付きました。しかし、棄権はせずに走り続けました。意図せずしてハーフマラソンの選手となった少女は、21kmのレースを完走した2111人の1人となり、1885位でゴールしました。すごい精神力です。
クリスマスの翌日
喜ばしいクリスマスの翌日はがっかりでした。友人宅に1泊したのですが、よく眠れませんでした。帰宅途中に車が故障しました。その上、雪も降り始めました。私たちは車をそこに残して、雪とみぞれの中、気落ちしてタクシーで帰らなければなりませんでした。
キリスト誕生の約束
物理学者のジョン・モークリーは、1962年11月、普通の子どもがパソコンを習得できない理由は何もない、と述べました。これは当時としては驚くべき予測でしたが、私たちはそれが正しかったと知っています。今日、デジタル機器の操作は、子どもが最も早く習得する技能の一つです。
クリスマスの星
子どもの頃、父は「あの星を見つけたら、家へ帰る道が必ず見つかるよ」と言って、北極星の捜し方を教えてくれました。彼は戦地に行っていたので、星で方角が読めるか否かに生死が懸かることもありました。それで、私が特定の星座の名前や位置を覚えているかを気にしました。北極星は特に重要でした。その星を見つけられたら、どこにいても東西南北が分かり、向かうべき方向が分かるからです。
キリスト者の交わり
日曜日の朝の礼拝後に会堂の照明を消して戸締りをする担当者は誰でしょう。誰だったとしても、その人の昼食は遅めになるでしょう。というのも、私たちの教会では、多くの人が礼拝後に会堂内で立ち話をするからです。それぞれに人生の決断や生活上の悩みや困難があり、それらを話し合っています。礼拝の終了後20分ほど経っても、多くの人が楽しそうに一緒にいる光景を見るのは嬉しいものです。